「特撮のDNA展」東京開催〜『ゴジラ』から『シン・ゴジラ』まで

デジタル技術の発達によって、映像化が難しいと言われてきた作品が容易に創れるようになった現在。しかし、「特撮」という言葉を聞いてワクワクしてしまうのはやはり、日本人としての“特撮のDNA”が息づいている証拠かもしれない。

ゴジラ第4形態2号雛型(着彩検討用)『シン・ゴジラ』(2016年)より © TOHO CO., LTD.

■待望の展示会が映画の街・東京都大田区で開催!
これまで福島、佐賀、明石で開催されてきた「特撮のDNA展」が、いよいよ東京で開催される。

展示は、日本が世界に誇る独自の文化「特撮(特殊撮影)」とその継承者たち、造形の技に着目。1954年に公開された映画『ゴジラ』から『シン・ゴジラ』まで、映画にまつわる造形物などが展示される。

また怪獣映画史、特撮映画史を語る上で欠かせない重要作品も同時に公開することで、特撮の系譜も同時に紐解くことが出来る構成となっている。今回、開催が決定した東京・大田区は、かつて「映画の街」として撮影所などを有し、2016年度公開の『シン・ゴジラ』が撮影されるなど、数々の映画作品に所縁のある地。

ゴジラ映画ファンや特撮ファンはもちろん、今までゴジラ映画に馴染みがない人にとっても、十分に見ごたえのある展覧会だ。あわせて大田区を中心とした各地域と連携した関連企画なども予定しているという。

この機会に、日本が誇る特撮の魅力をたっぷり味わってほしい。

【特撮のDNA-『ゴジラ』から『シン・ゴジラ』まで-怪獣王、蒲田来襲!】
・開催期間:2018年12月19日(水)~2019年1月27日(日)※休館日は1月12日(土)
・開催時間:10:00~19:00 ※最終入場は閉館の30分前まで
・開催会場:日本工学院専門学校「ギャラリー鴻」東京都大田区西蒲田5丁目23-22
・入場料:入場券A(大人)1,600円
・チケットの購入:https://l-tike.com/event/mevent/?mid=391658
・公式サイト:http://tokusatsu-dna-tokyo.com/

(Y.FUKADA)