日本の美・技・伝統を見直す〜木の文化を繋ぐ次世代の仕事「伊勢丹 木ノ道 漆ノ道」

日本人が古来より親しみ、使用してきた「木」。

三越伊勢丹は、日本の美・技・伝統が宿ったものづくりを見つめ直し、世界に誇る感性として再発信するプロジェクト「ジャパン センスィズ(JAPAN SENSES)」として、職人たちの手による逸品を紹介する。

「白木 手の平弁当箱(被せ蓋)」、「黒漆 おさなご弁当箱」

■今に伝える作家や職人、工房の作品をクローズアップ
10月31日(水)から開催される「ジャパンセンスィズ」は、“木の文化を繋ぐ次世代の仕事”をテーマに、“木と漆”の素材を活かして、伝統や技術を継承・革新し、今に伝える作家や職人、工房の作品をクローズアップ。

木の香りや温もりを感じる「木ノ道 漆ノ道」が登場し、自然素材から生まれる温かみや美しさの価値を伝えるアイテムを紹介する。​

■「白木 手の平弁当箱(被せ蓋)」(9,504円)、「黒漆 おさなご弁当箱」(17,280円)
「大館曲げわっぱ」で全国に名を馳せる名工房・柴田慶信商店の、樹齢約150年以上の国産天然杉を使った弁当箱。

「白木 手の平弁当箱(被せ蓋)」は水分をほどよく吸うため、時間が経ってもふっくらごはんが味わえるのが魅力。

「黒漆 おさなご弁当箱」は、手に持った際の深い質感が特徴で、使用の過程で風合いが変化していくさまも楽しめる。

■「菓子切り」(2,160円〜3,240円)
和食器では、輪島の漆を紹介。漆器の生産地として知られる石川県輪島にて、200年以上にわたり木と漆に携わってきた「輪島キリモト」から、拭き漆、布みせ、蒔地、たたき、はじきなどのさまざまな技法を使った6つの形の「菓子切り」を、カラーバリエーション豊富に用意。

■「和紙貼六角豆皿」

(S/3,240円、M/3,780円)、「栃すり漆デザート皿」(23,760円)
和食器プロモーションでは、広島に工房を構える作家・蝶野秀紀の木目の美しい拭き漆の器を紹介。

栃で作る「栃すり漆デザート皿」に加え、シナ材合板に檜薄板を組み合わせて和紙貼りで仕上げた豆皿やティートレーなども登場。

■「若狭塗 夫婦揃え箸」(64,800円)、「柘植六角夫婦揃え箸」(43,200円)
箸コーナーでは、福井県小浜にて箸の製造を手がける「兵左衛門」の「若狭塗 夫婦揃え箸」、ノコギリとカンナのみを使い、すべての工程を手作業で行う職人・小林守による「柘植六角夫婦揃え箸」などを用意。

木とともに生きてきた日本人の工夫やアイデアが詰まった逸品は、きっとあなたの生活にもなじむはず。木のぬくもりを、手に取ってみてほしい。

※価格は全て税込み。

期間:10月31日(水)~11月13日(火)
場所:伊勢丹新宿店本館5階「キッチンダイニング」

(田原昌)