銭湯が美術館に大変身!?あの「ケロリン桶」がアートになった!

銭湯通いの経験がない人でも、なぜか知っている黄色い「ケロリン桶」。じつはあの「ケロリン桶」は、富山県発祥。

「ケロリン」は、富山県にある内外薬品(現:富山めぐみ製薬)の解熱鎮痛剤で、「ケロリン」の広告が印字された桶は、銭湯で子供が蹴飛ばしても、腰掛けにされてもビクともせず、驚異的な強さから、別名「永久桶」とも呼ばれている。

■富山県は人口当たりの銭湯数や入浴時間の長さが全国トップクラス

そこで、去年から始動した富山県を銭湯で盛り上げる「富山×銭湯PROJECT」第2弾として、銭湯で芸術の秋を楽しむための、「ケロリン桶」をモチーフにしたアート作品展『ケロリンミュージアム』を 、足立区北千住の銭湯・タカラ湯にて開催。

『ケロリンミュージアム』には、ケロリン桶と銭湯と富山を愛した前衛芸術家リチャード・ケロリーンの作品が多数展示されている。2024個のケロリン桶を使用した代表作「ケロリンピラミッド」をはじめ、初期から晩年までの名作を多数展示。

ケロリンミュージアム限定グッズも販売予定!さらに、幻の「ホワイトケロリン」も展示する!
(※リチャード・ケロリーンの物語はすべてフィクションで、実在の人物や団体などとは関係ない)

また、『ケロリンミュージアム』のコンセプトムービーも公開。ケロリン桶と銭湯と富山を愛した前衛芸術家リチャード・ケロリーンの生涯に密着し、『ケロリンミュージアム』に展示されるケロリン桶アート作品が完成するまでを描いている。

イベントが開催されるタカラ湯は、日本庭園と薬湯が人気の銭湯。自慢の日本庭園は、「キングオブ縁側」または「キングオブ庭園」と呼ばれ、ツツジやアジサイ、紅葉など四季折々の花や木々が楽しめ、石燈篭や錦鯉が泳ぐ池を眺める事ができる。

ケロリン桶とともに、昭和の香りを楽しんでみたい。

(Takako.S)

『ケロリンミュージアム』

タカラ湯  東京都足立区千住元町27-1 (最寄り駅 北千住駅)
イベント日時: 10月27日(土)、28日(日)の2日間。開館時間10時〜18時(17時30分最終入場)
料金: 入場無料 ※イベント当日は入浴不可。
コンセプトムービー
https://www.youtube.com/watch?v=T5iSfnVveZw
特設サイト
http://kerorin-museum.com/
WEBサイト
http://slowtime.net/takarayu/