熟成&ラインアップ充実の「スバル BRZ」が気になる

BRZの改良は、2012年の登場からマイナーチェンジを含めて6度目。つまり、毎年改良の手が加わっていることになる。

現在ではモデルラインアップも充実し、エントリーの「R(267万8,400円)」から最上級モデルの「STI Sport(353万1,600円)」、そしてモータースポーツの入門モデルにしてお買い得な「R カスタマイズパッケージ(243万円)」、競技用の「RA レーシング(310万7,160円)」までが揃う。もちろん、6速MT仕様をすべてのグレードで選ぶことができる。

そして、全長4,240×全幅1,775×全高1,320mmのボディに、FRレイアウトと2.0Lの水平対向エンジンを組み合わせた“超低重心パッケージ”は、誰もが手軽に“スポーツカー”を感じられる素質に溢れている。2+2というシートレイアウトも日常使いとバランスしやすい。

今回の改良では、車体後方における空気の乱流を抑えるためのフィンをリヤホイールアーチ部分に追加し、合わせてサスペンションのダンパーチューニングを最適化。接地性とコントロール性をさらに高め、ドライバーの意のままに操れるハンドリングを実現したという。

また、「RA レーシング」のロールケージ形状やシートベルトデザインの変更といった細やかな改良も加えている。

デビューから6年半あまり。選択肢の多さや良質な中古車も含めて、BRZの買い時到来と言っていいだろう。

ちなみにフルモデルチェンジの噂もちらほら聞こえてくるが、そのタイミングは早くても2020年の東京オリンピック以降になりそうだ。

(zlatan)

画像元:SUBARU