「メルセデス・マイバッハ Sクラス」のエクスクルーシブ感がさらに昇華

1920年代から美しいスタイルと贅を尽くした高級感で魅了したマイバッハは現在、「メルセデス・マイバッハ」として新時代を歩んでいる。メルセデス最新鋭のテクノロジーと極上のクラフトマンシップが融合していく先には、世界中がため息するであろう超一流の移動空間が生み出される。それはもはや、必然と言ってもいいだろう。

今回の一部改良ではまず、クルマの顔たるフロントグリルのデザインが変更された。縦方向に走るルーバーが特徴の新しいフロントグリルは、ピンストライプのスーツからインスピレーションを受けたものだという。2002年に発表された「マイバッハ」ともイメージを共有する新しいデザインによって、にじみあふれる風格と威厳がさらに高められたといえる。

さらに外装色にツートーンが9種類も追加され、シングルトーンを含め、19色から選択できるようになった。このツートーンも過去のマイバッハで採用されていただけに、特別感はひとしお。また、鏡面仕上げの20インチ鍛造アルミホイールもオプションで選べるようになった。

内装では、印象的なラインがインテリアウッドトリムに加えられる「designo ブラウンマグノリアウッドフローイングライン」と「designoピアノラッカーウッドフローイングライン」が、オプション装備に新たに加わった(トップモデルの「メルセデス・マイバッハ S 650」のみ)。

搭載するエンジンは、4.0LのV8直噴ツインターボもしくはメルセデスの頂点に立つ6.0LのV12ツインターボ。運転してみたいのはもちろんだが、それ以上に後席に乗ってみたいと思わせるクルマだ。

■グレードおよび価格
メルセデス・マイバッハ S560=2,308万円
メルセデス・マイバッハ S560 4MATIC=2,308万円
メルセデス・マイバッハ S650=2,821万円

(zlatan)

画像元:メルセデス・ベンツ日本