「日本で最初のセルビッチデニム」を作ったブランド、ステュディオ・ダ・ルチザンの新たな挑戦

他のブランドでは、まず扱うことのない素材を使ったこだわりのファッションアイテム。少量生産だからこそなせるその魅力を肌で感じてほしい。

2019年で創立40周年を迎えるステュディオ・ダ・ルチザンから、5,000年前の茶綿(フォックスコットン)を使ったジーンズやデニムジャケット、スウェットなどがこの秋登場。

カリフォルニアにオーガニックコットンの畑を所有する、昆虫学博士サリー・フォックス。

彼女が1989年に甦らせたのが現代の綿とは違う、綿本来の機能を備えた5,000年前の茶綿(フォックスコットン)だ。

フォックスコットンは成熟後にひとつずつ手摘みで収穫され、オーガニック農法ならではの繊維の自然な空洞が特徴。

穿きこむことで風合いが増し、ヴィンテージと見紛うほどの経年変化を遂げる。

■アイテムランナップ

・FOX COLOR DENIM JACKET(フォックスカラーデニムジャケット)

全アイテムに付くレザーパッチはコヨーテとロードランナーの2種類があり、ボタンはブラックダール加工が施されたオリジナルを使用。

着用と洗いを繰り返すことで、より豊かな風合いに変わる。

左コヨーテ、右ロードランナー:¥32,800+TAX

・FOX JEANS(フォックスジーンズ)

経糸に7番手のインディゴロープ染色糸、緯糸には6番手のオリジナルFOX 糸を使い、それらを力織機で丁寧に織り上げた。

ヘアオンハイドを用いたレザーパッチなどディテールにも抜かりなし。

左ロードランナー、右コヨーテ:¥24,800+TAX ※38、40インチは ¥26,800+TAX

・FOX TSURI-AMI SWEAT(フォックス吊り編みスウェット)

スウェット用にFOX糸を作り、吊り編み機で編み上げた一着。

表糸と裏糸をコヨーテ(ブラウン)、ロードランナー(グリーン)のカラーごとに使い分けることで杢調が際立ちより豊かな表情に。

左コヨーテ、右ロードランナー:¥21,800+TAX

■ステュディオ・ダ・ルチザン・インターナショナルhttp://www.dartisan.co.jp/

 

フォックスコットンを使用した新作コレクション。そのどれもが、通常の綿とは一味違った経年変化を楽しみつつ長く愛用できる逸品だ。

(haruyama)