堀江貴文最新刊!いま「健康」は、究極の資産である――。人生100年時代のライフスタイル革命論

日本人の「平均寿命」がまた過去最高を更新した。

厚生労働省の発表によると、2016年の日本人の平均寿命は女性が87.14歳、男性が80.98歳である。今や、まさに人生100歳まで生きることは、まったく珍しいことではない―。

しかし一方で、“医療や介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間の平均”を指す「健康寿命」は、2016年で女性74.79歳、男性72.14歳(厚生労働省発表)である。

つまり、平均寿命と健康寿命の差は、介護などが必要となる期間ともいえるのだ。年度の違いはあるものの、男女共に約10年は介護無しでは生きられない試算となる。

そう考えると、いま「健康」は、まさに究極の資産だ。

KADOKAWAから発売された書籍、『健康の結論』はホリエモンこと、実業家の堀江貴文氏がこの数年、医師たちのアドバイスを受けながら取り組んできた予防医療普及活動をもとにしたものだ。

平均寿命が延びたいま、生涯を現役で過ごすには従来の働き方やライフスタイルをアップデートすることが求められており、そのための戦略を「健康」という観点から考察している。

アップデート、戦略、考察…という言葉が、さすが実業家らしい視点だ。

また、「防げるはずの死」が放置されがちな日本の現状についても問題提起している。胃がんや大腸がん、子宮頸がんのように予防の手立てがあるにもかかわらず、死亡者数が多い病気や自殺や突然死予防の可能性も探っている。

■主な内容
・およそ4人に1人が「自殺を考えたことがある」という日本でメンタルを守るには?
・実は性交渉した男女の8割が感染しているかもしれないHPVって?
・毎日7.5分に1人が亡くなる心臓突然死を防ぐ対策は?
・寝たきりの原因第1位の脳卒中を攻略するには?
・じわじわ増えている大腸がんにかからずに済む方法は?  ……etc.

執筆にあたって精神科医から産婦人科医までさまざまな診療科の垣根を越えた取材を行い、さらに最新の医療トピックスも押さえている。

まさに、現役医師たちに徹底取材して分かった、人生100年時代に向けた「自分を守る技術」の集大成。ぜひ読んでほしい。

定価:本体1,400円+税
判型:四六判/並製/224頁
書誌情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321709000712/

(Y.FUKADA)