スモールSUV「パンダ」に、2気筒ターボ+6速MT+4WDを組み合わせたニッチかつ魅力的な限定モデル

7月14日に発売された「パンダ 4×4 フォレスタ」は、2気筒ターボ+6速MT+4WDを採用したスモールSUV。イタリア語で「森林」を意味するサブネームが表すように、キュートな見た目が印象的な「パンダ」をベースに、自然の中を爽快に駆けぬける4×4の走破性を与えたモデルだ。

搭載する2気筒の“マルチエア”ターボは、875ccという小排気量ながら最高出力85ps/最大トルク145Nmを発生。最大トルクは1,900rpmという低回転域から発生するため、コンパクトなボディを軽快に走らせてくれる。もちろん、6速MTを駆使することによって、状況に応じて思い思いの加速を引き出せる。JC08モード燃費は15.5km/L。

エクステリアは、スキッドプレートが追加された4×4モデル専用の前後バンパー、同じく専用の15インチアルミホイール+175/65R15タイヤ(標準モデルは185/55R15)などを採用し、SUVらしい精悍さや逞しさを強めている。また、ELD(電子式ディファレンシャルロック)も装備された。

ボディカラーは、パンダとして初採用の「シネマブラック」もしくは4×4専用色の「トスカーナグリーン」の2色から選ぶことができる(それぞれ限定50台)。

一方のインテリアは、グリーン基調のインストルメントパネルや、ダークグレー/グレーの2トーンシートを採用し、シックな雰囲気にまとめられている。

価格は251万6,400円。標準モデル(パンダ イージー=217万1,000円)は5速AT+FFの組み合わせのみで、MTならびに4WDはこの限定車だけだ。

(zlatan)

画像元:FCAジャパン