非日常を味わうのも、暮らしているように滞在するというのもまた旅の醍醐味。
8月1日、京町家をリノベーションした宿泊施設「京(きょう)の温所(おんどころ) 釜座二条(かまんざにじょう)」が京都・二条城東エリアにオープンする。
ワコールが展開する宿泊施設「京の温所」の二軒目となる「京の温所 釜座二条」は、二条城に近く、市内観光の起点としてもアクセスの良いエリアに位置し、minä perhonen(ミナペルホネン)デザイナーの皆川明(みながわ あきら)氏がディレクションを、建築家の中村好文(なかむら よしふみ)氏が設計を担当した。
住まいとして考えられた空間には、暮らすようにその土地に親しみ、京都に滞在する喜びへとつながる様々なアイデアを盛り込む。
訪れた土地の食材を旅先で調理して楽しむことができるキッチン、高野槇のここちよい香りがひろがる浴室、中庭を望む約200冊の蔵書を収めたライブラリーなど、ここでは旅という非日常と日常が重なり合う時間の中で旅の記憶を紡いでいただく。
写真や立体作品をはじめとするアートピースを設置し、日々の暮らしが豊かにここちよくなるアートの住空間への取り入れ方も提案する。
ひとつの旅が暮らしの深呼吸のように感じられるひとときを味わいに滞在してみては。
住所:京都市中京区釜座通二条下ル上松屋町690-2
京の温所 公式サイト:http://www.kyo-ondokoro.kyoto/
(MOCA.O)