昨年秋に本格始動したトヨタのスポーツカーシリーズ「GR」は、エンジン内部もチューニングした数量限定の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注いだ量販スポーツ「GR」、気軽にスポーツドライブを楽しめる「GR SPORT」、カスタマイズを楽しめるアフターパーツ「GR PARTS」というピラミッド構造で展開されている
86の場合は、2016年2月に100台限定の「86 GRMN」、2017年秋に「86 GR」の販売を開始。今回の「86 GR SPORT」は、「86 GR」向けに開発した内外装を継承したほか、リヤサスペンションメンバーにブレースを追加することで剛性を向上し、走りの密度を濃くしながら洗練させたという。
外装では専用フロントスポイラー+専用フロントバンパーサイドフィン、ブレンボ製ディスクブレーキ&専用アルミホイール、一方の内装では専用の小径ステアリングホイールやコンビネーションメーターを採用している。
ボディカラーはクリスタルホワイトパール、クリスタルブラックシリカ、ピュアレッドの全3色から選べる。
そして、標準車向けのアフターパーツ「86 GR PARTS」には、86 GR用に開発したGRフロントスポイラー(アンダーリップ付)&バンパーサイドフィン、86 GR SPORT用にチューニングしたGRフロントスポイラー(アンダーリップ無)&バンパーサイドフィン、GRリヤスポイラー、GRスタートスイッチなどを設定。
また、モータースポーツを楽しむユーザー向けの「GR T-Connect ナビ(7インチ)」も限定200台で発売された。これは「TOYOTA GAZOO Racing Recorder」とセットにすることで3連メーターへの表示機能の拡張やラップタイム計測などが可能になるシステムで、サーキットやラリーなどで重宝するだろう。
さらに10月末には、RAYS製のGRアルミホイールなども追加される予定だ。
(zlatan)
画像元:トヨタ自動車
- 1
- 2