世界中でブームとなっているクラフトジン。人気をうけ日本でもその流れがきている。
輸入品のイメージが強いが日本でもジンは生産されており、その中に注目すべき1本がある。
中国醸造の「SAKURAO GIN ORIGINAL」が、米国でトップクラスの鑑評会「ロサンゼルス・インターナショナル・スピリッツ・コンペティション2018」でBEST OF GINに選出された。
BEST OF GINとは、ゴールドメダルを獲得したジンの中で最もポイントの高いものに与えられる賞だ。この賞を日本のジンが受賞するのは初めてのこと。
「伝統と革新で、広島から世界へ」をテーマに、3年の構想期間を経て、昨年12月より稼働を開始したSAKURAO DISTILLERY。世界へ向けて大きな一歩を踏み出した。
■Los Angeles International Spirits Competition
1930年代より米国で最も歴史のあるワインの鑑評会を主催するFairplexにより主催されるコンペティション。米国でトップ5に入るコンペティションと言われている。
■SAKURAO GIN ORIGINAL
広島産のフレッシュな柑橘類など9種類のボタニカルと、ジュニパーベリーやコリアンダーシードなど計14種類の原料を使用。
スティーピングとヴェイパー製法で製造したクラフトジンだ。柑橘の香りと伝統的なジンの風味が融合したアロマが特徴。
・参考小売価格:2,000円(税別)
・容量・容器:700ml・瓶
・品目:スピリッツ
・アルコール度数:47%
「世界中の人に飲んでいただける商品にしたい」という思いから、本場ロンドンを訪れてジンの製造について学び、ボタニカルの選定や仕入れ方など、ひとつひとつ課題をクリアし2018年3月に発売となった。
発売後わずか3か月でBEST OF GINを受賞する快挙。その美味しさをぜひとも味わってほしい。
(haruyama)