テーブルひとつで部屋の雰囲気は一変する。いいテーブルは、使うほどに味わいをまし、長年人生に寄り添ってくれる。家具材として、人気が高いのは「ウォルナット(ブラックウォルナット)」だろう。チークやマホガニーと並ぶ世界三大銘木とも言われる高級木材で、工芸品や高級家具に使われている。
濃いブラウンから黒のような濃いブラウンの中に美しい木目があるため、家具に加工すると非常に存在感のある、高級感と重量感のあるシックな印象を与えてくれる。また適度な油分を含んでいるのでツヤもあり、人が触れることで味のある風合いになり経年変化が楽める。
横浜クラシック家具を製造して70年の戸山家具製作所は、そんな希少ブラックウォルナットやマホガニー、楢、樺、タモなど、永年秘蔵してきた一枚板を一堂に6月22日から展示販売を開始する。原木市場を廻り、ひとつひとつプロの厳しい目で厳選した物だ。
■国内最大級希少ブラックウォルナット一枚板
写真下は世界三大銘木に数えられる貴重なブラックウォルナット。大きすぎる為、製材機に入らず手加工で一枚板に加工したもの。二度と出会えないビッグサイズだ。
また、購入した一枚板をテーブルとして使用する場合、脚のデザインはデザイナーが希望に合わせて提案することも可能(デザイン料別途)。世界にひとつだけのテーブルが出来上がる。
■立ち机
ウォルナット一枚板から生れた立ち机。脚は客の要望に合せてデザイナーがデザインした一品。立ち机の脚は、戸山が永年クラシック家具を製造してからこそ出来る匠の技だ。
戸山家具製作所自由が丘店にも一枚板を展示中。お手頃なサイズのウォルナット、ニレ、タモ、ナラ板が並ぶ。
一枚板は一期一会の出会い。そして、様々な表情を見せてくれる。世界でたった一つの木に出会う、またとないチャンスだ。
戸山家具製作所:http://toyamakagu.jp/
(田原昌)