熱海の魅力いっぱいの「王道スポット」を紹介!

熱海市は、東京から電車で1時間以内で行けるリゾートエリア(東海道新幹線こだま号、東京→熱海48分)。そして熱海市街地は、ビーチ、神社、レトロな街並み、庭園、美術館、景勝地がコンパクトに集積していて、短い滞在時間でも多くの観光スポットを巡れるという特徴が。

真夏の混雑前、旅行がしやすい今、気軽に行ける熱海を訪れてみてはいかが?

1)熱海サンビーチ
青い海と白い砂浜、ヤシの並木通りなど、南国気分を高めてくれるサンビーチ。夜は世界的な照明デザイナー石井幹子氏が手がけた日本初のビーチのライトアップが毎日行われ、幻想的な景色も楽しめる。

2)貫一・お宮の像、お宮の松
熱海は明治時代から文豪たちが居を構え、名作が生また場所。尾崎紅葉の小説「金色夜叉」の主人公である「貫一・お宮の像」と「お宮の松」は、サンビーチの国道沿いにあり、写真撮影のスポットとして人気。

3)熱海七湯「大湯間歇泉(おおゆかんけつせん)」
熱海の街中では、温泉の源泉である「熱海七湯」巡りが楽しめる。その中でも世界の三大間歇泉の1つと言われた「大湯」は、湯と蒸気を交互に激しい勢いで噴出し、地面が揺れるようであったと伝えられている。関東大震災によって噴出が衰え、今は人工的に噴出する間歇泉として再整備された。

4)世界3大花木ジャカランダ&ブーゲンビリア
梅雨のシーズンは、薄紫色のジャカランダの花が海岸沿いお宮緑地に咲く。6月24日までは、遊歩道が毎日ライトアップされる「ATAMIジャカランダフェスティバル」を開催中。


また路地裏などで真っ赤に咲き誇るブーゲンビリアもSNS映えすると人気。

5)熱海のパワースポット「來宮神社」
来福・縁起の神として古くから信仰されている來宮神社。本殿横には国の天然記念物にも指定された樹齢約2,000年超、幹の太さ24mの大楠の御神木が。“幹を1周すると寿命が1年延びる”、“人に願い事を言わずに幹を回ると願い事が叶う“という言い伝えも。

6)日本の文豪たちが愛した名邸「起雲閣」
1919年(大正8年)に築かれ、「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸。昭和に入って旅館になり、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治など文豪たちに愛された。今では一般公開されている。

7)花の楽園と絶景カフェ
「アカオハーブ&ローズガーデン」は太平洋を望む高台に位置し、12のガーデンが点在する花の楽園。

また園内で最も眺望の良い場所に、建築家・隈研吾氏が設計したカフェ「COEDA HOUSE」がオープン。

8)日本一短い「アタミロープウェイ」
日本一短い3分の空中散歩で、熱海随一の展望台「八幡山山頂」に到着。山頂テラスからは熱海市街を眼下に、天気の良い日には房総半島や三浦三崎、遙か太平洋の彼方には伊豆大島、手前に初島が望める。

9)多数の国宝や重要文化財を収蔵する「MOA美術館」
東洋美術の絵画・書跡・工芸を中心に国宝3点、重要文化財66点を含む約3,500点を収蔵。館内からは伊豆大島や初島など、美しい絶景が望める。

一級品のアートと熱海の自然を味わいながら、リゾート気分を満喫できる美術館。

人気の熱海だが、混まないこの時期は美しい海の景色と温泉を満喫しながら、のんびりと過ごせるのが嬉しい。

熱海市観光協会 公式観光サイト:https://www.ataminews.gr.jp

(田原昌)