「ウラカン スパイダー」をベースにパワーの向上や徹底した軽量化によって、ペルフォルマンテ(英語で“パフォーマンス”の意)という車名に相応しい圧倒的な性能が与えられているのが、今回の「ウラカン ペルフォルマンテ スパイダー」だ。
搭載する5.2リッターV10自然吸気エンジンは、ベースモデルから+30hpアップの最高出力640hp/8,000rpm、同じく+40Nmアップの最大トルク600Nm/6,500rpmという驚異的なパワーを放つ。
結果として、0-100km/h加速は0.3秒速い3.1秒、0-200km/h加速では0.9秒速い9.3秒をマークしている。最高速は325km/hにまで達するという。
トランスミッションは7速デュアルクラッチを組み合わせ、駆動方式は4WDを採用する。
もちろん、速さの理由はハイスペックなエンジンだけではない。アルミとカーボンを組み合わせた軽量ハイブリッドシャシーに加え、フロントスポイラーやリアウィング、エアロダイナミックディフューザーなどの機能パーツもカーボンファイバー製として、ベースモデルから実に35kgものダイエットに成功しているのだ。
また、クーペ版の「ウラカン ペルフォルマンテ」から導入された新開発の空力デバイス“ALA(エアロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ)”も装備する。これは前後の空力パーツを極めて短時間の間に可動させ、空力特性の最適化によるダウンフォースの増強や安定した車両バランスを実現する自慢のシステムだ。
電動ソフトトップの開閉時間は17秒。時速50km/hまでなら走ったままでも操作可能だ。公道からサーキットまで、どこでも最高のサウンドと風を感じられるだろう。
(zlatan)
画像元:ランボルギーニ・ジャパン
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