限定5台の「コルベット グランスポーツ」が放つオレンジの閃光

車名にある“Sebring(セブリング)”とは、米国のセブリングサーキットに由来。IMSA耐久レースが開催されるこのサーキットは、コルベットが秘めているパフォーマンスがいかんなく発揮できる舞台であり、歴代コルベットが幾多の栄光を刻んだ舞台でもある。

今回の限定モデルはそこからインスパイアされた鮮烈なボディカラー「セブリング・オレンジティントコート」を採用したほか、ホールド性に優れるコンペティション・スポーツバケットシートやハイグロスカーボンファイバーの質感を活かしたトリムパネルなど、ドライビングスピリットをかきたてる特別装備が奢られている。

搭載エンジンは、6.2L大排気量のアメリカンV8。最高出力は466ps、最大トルクは630Nmを放ち、豪快なエキゾーストノートとともに、オレンジの閃光が走る。

トランスミッションは8速AT、駆動方式はFR。ボディサイズは全長4,515×全幅1,970×全高1,230mm。左ハンドルのみの設定となる。価格は1,279万8,000円。

ちなみに車名にある“65”とは、コルベット誕生65周年を表していて、世界限定650台のアニバーサリーモデル「コルベット 65 Carbon エディション」も登場している。こちらはヴィジブル・カーボンファイバーで仕立てられた、レーシーかつクールなモデルだ。日本割り当ては8台限定。「グランスポーツ」のほか、659ps/881Nmを放つ頂点モデル「Z06」にも設定されている。

(zlatan)

画像元:GMジャパン