刷新されたデザインを順に見ていこう。まずは丸型ヘッドライトにLEDのデイライトラインニングを採用し、MINIらしい丸目をよりくっきり浮き立たせ、パッチリさせている。「MINI」のロゴも、最新のCIに基づくシンプルなデザインに変わった。
LEDリアコンビネーションランプには、クラシックミニの故郷を感じさせるユニオン・ジャックのデザインを採用。このユニオン・ジャックは、ホイールキャップやインテリア・サーフェスにも採り入れられている。
また、iPhone専用アプリと連携した「MINI コネクテッド」も標準装備(エントリーのMINI ワンを除く)する。これにより、ドアロック/アンロック、ベンチレーションの起動、ナビの目的地設定などが遠隔操作できるほか、広い駐車場などでクルマの位置が分からなくなった際は、アプリの地図上(半径1.5km圏内)やリモート・ライトフラッシュによって確認できる。
ガソリンターボ車の6速ATが、最新の7速DCTに換装されたのもポイントだ。俊敏かつダイレクト感のあるシフトチェンジを実現するDCTは、ゴーカートフィールを特徴とするMINIらしい走りをさらに際立たせるだろう。
6速から7速への多段化とともに、アイドリングストップ機能やクルージング機能(巡航時にエンジンとトランスミッションを切り離す)なども採用されている。実燃費への好影響も期待できそうだ。
また、痛快グレード「JCW(ジョン・クーパー・ワークス)」の6速ATも、今回から8速ATへと多段化されている。ディーゼル車は従来と変わらず6速ATを組み合わせる。
マニュアル派には6速MTを搭載する「3ドア」のガソリンターボ車しか選択肢が無いものの、「ワン(102ps/190Nm)」「クーパー(136ps/220Nm)」「クーパーS(192ps/280Nm)」「JCW(231ps/320Nm)」の中から好みのパワーを選べる。
(zlatan)
画像元:BMWジャパン
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