国連が発表した「世界幸福度報告書2018」において、フィンランドが世界幸福度ランキング１位に輝いた。そこで日本人観光客に人気の高いヘルシンキで、フィンランド流ハッピーになれるスポット7選を紹介する。

■カフェ・レガッタ
フィンランドの人が夏の休暇を過ごすサマー・コテージを彷彿とさせるような「Cafe Regatta（カフェ・レガッタ）」。海を眺めながら、コーヒーとコルヴァプースティ（シナモンロール）を楽しむひとときは、まさにフィンランド流の素敵な休日だ。

■ヘルシンキの群島
ヘルシンキでお勧めしたいのが、遊覧船「JT Line」に乗船しながらのアイランド・ホッピング。「Vallisaari Island（ヴァッリサーリ島）」と「Lonna Island（ロンナ島）」は、地元ヘルシンキっ子に人気のとっておきの場所。島でピクニックを楽しむのもよし、ロンナ島にあるワッフルバーや海岸沿いにできた新しいサウナでくつろぐのもいい。（※両島への上陸は夏期のみ）

■カイヴォ・プイストでランチ
「Kaivo Puisto（カイヴォ・プイスト）」はヘルシンキ市民にも人気があり、小高い丘を登ると、ヘルシンキの海や島々が一望できる。

すてきなカフェやレストランがたくさんあり、映画「かもめ食堂」にも登場した「Café Ursula（カフェ・ウルスラ）」もある。そして地元の人の一番の楽しみはというと、夏場にアイスクリームスタンドで買ったアイスを食べながらのんびりすることだ。

■ヌークシオ国立公園
ヌークシオ国立公園には多くの湖があり、３つのメインハイキングコースでは、それぞれ表情の違った景色を楽しむことができる。また、カヤックで自然を満喫したり、ラーヴという火を起こせる場所でマッカラ（ソーセージ）をグリルして味わうのもフィンランド流。

■ヒエタラハティ―・マーケットホール
ヘルシンキには３つのマーケットホールがあり「Hietalahden Kauppahalli（ヒエタラハティ―・マーケットホール）」は、国際色豊かな料理を食べることができる人気のスポット。

またホール前の広場で行われるフリーマーケットも人気。そしてフィンランドでは年に2回「Siivouspäivä（クリーニング・デー）」という日があり、あちこちでフリーマーケットが開かれる（次回は5月26日）。

■新旧サウナを楽しむ
近年できたおしゃれなデザイン・サウナ「Löyly（ロウリュ）」や、「Allas Sea Pool（アッラス・シープール）」には、レストラン・カフェも併設。ディープなフィンランド・サウナで地元の人との交流を楽しんでみたい人は、昔ながらの「Kotiharjun Sauna（コティハルユ・サウナ）」がお勧め。

その他にも日本人とフィンランド人の夫婦が設計し経営する「Kulttuurisauna（カルチャーサウナ）」や、市民のボランティアによって運営されている「Sompasauna（ソンパサウナ）」も人気だ。

■美しい建築も堪能できる図書館
フィンランドの人々は読書が大好きで、図書館はその中心的存在だ。また美しい建築そしてインテリアを身近に感じることができ、特にヘルシンキ大学図書館「Kaisa House（カイサハウス）」は、フィンランド・デザインを堪能できる素晴らしい図書館だ。

​暮らすように旅をしながら、世界一幸福なフィンランドの人たちから、フィンランド流・幸せのヒントを探してみてはどうだろうか。

Visit Finlandサイト：http://www.visitfinland.com/ja/

画像提供：Visit Finland / Helsinki Marketing

（田原昌）