サーキットでの戦闘力を高めた「BMW M3 クラブスポーツ」が30台限定で発売

新型「M3 CS」の心臓部に搭載されるのは、M3コンペティションから10ps/50Nmアップとなる最高出力460ps/最大トルク600Nmを誇る3リッター直6ツインパワーターボ。7速デュアルクラッチとの組み合わせによって、0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は280km/hをマークする。

そして、左右それぞれ2本出しのエギゾーストパイプからは、ドライバーのアクセルワークやシフトワークと同調しながら高揚感あふれるサウンドが放たれる。

強化されたのはもちろん心臓部だけではない。筋肉質なエクステリアでは、CFRP製の軽量フロントスプリッター&リヤスポイラー&リヤディフューザーが低重心化や路面への密着性を高め、専用開発の鋳造アルミホイールが俊敏かつ粘り強いフットワークを実現している。

コックピットも同様だ。専用のブラック&シルバー・バケットシートをはじめ、アルカンタラを奢った専用ステアリングやトリム、軽量化されたセンターコンソールなどを採用。レッドの専用エンジンスタートボタンも、スポーティな内装とともに走りのパッションを彩る。

そして、強靭な足回り。搭載されたアダプティブMサスペンションは、コンフォート・スポーツ・スポーツ+の3つのモードを選べるほか、アクティブMディファレンシャルや軽度のドリフトを許容するDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)によって、サーキットで安全かつダイナミックな走りを楽しめる。右ハンドル仕様のみで、価格は1,578万円。

(zlatan)

画像元:BMWジャパン