ふくしまの「希望」を描くムービー『MIRAI 2061』公開

2011年の東日本大震災から、今でも様々な問題を多く抱えている福島県。それでもしっかりと前へ進み、チャレンジし続ける姿を届けている。

『MIRAI 2061』は、幅広い世代が福島県に対し興味・関心を持つことによって、「ふくしまの今」に対する正しい理解を促進する「チャレンジふくしまプロジェクト」の一環として発表。福島県出身のクリエイティブディレクター箭内道彦さん監修のもと、2018年2月19日(月)に公開した。

本作品は、2061年の福島県を舞台に、主人公“福島ひかり”の半生を、孫娘である“福島みらい”と共に振り返る様子をミュージカル調に描いたショートムービー。ムービーの舞台は、猪苗代湖や鶴ヶ城など県内を代表するスポットが未来の姿となって描かれている。


監督には世界から高い評価を受ける児玉裕一さんを起用。主人公“福島ひかり”役を演じるのは、女優の清野菜名さん。自らの歌唱に合わせてキレのあるダンスを披露している。

実力派俳優として知られる林遣都さんや、福島県出身の西田敏行さんも出演。楽曲制作には、シンガーソングライターの澤田かおりさんに加え、福島県出身のラッパー・狐火さんが参画するなど、福島県に心を寄せる多数の俳優・アーティストが賛同した。また、バックダンサーは福島県内で活動するダンスチームから選抜されたメンバーが務めている。

■ストーリー
時は2061年。ひかりが孫娘のみらいと散歩にきたのは、雄大な自然と美しい建造物が調和した、福島を代表する憩の丘〈ジェビレーヒルズ〉。そんな時代に、ひかりは改めて時の流れを感じ、あの頃から50年の間に起こった世界の様々な変化に想いを馳せる。

ひかりは腕のブレスレットをこすると、ちょうど若い頃(2011年)の姿になった。この時代のホログラムARシステムを使うと、どんな姿にでもなれるのだ。そして、優しく歌うように昔話をはじめる…。

■チャレンジふくしまプロジェクトとは
福島県クリエイティブディレクター監修のもと行う情報発信プロジェクト。今年で3年目を迎え、初年度はアニメーション「みらいへの手紙」を制作、2年目は谷村新司さん作詞作曲のふくしまの今を伝える歌「雲のかなた」を発表。
「みらいへの手紙」サイトURL:http://ch.pref.fukushima.lg.jp/miraitegami/
「雲のかなた」サイトURL:http://ch.pref.fukushima.lg.jp/kumonokanata/

『MIRAI 2061』は特設サイトでの公開のみならず、全国の街頭ビジョンなどで上映される予定。
福島県が届けてくれるメッセージを、是非受け取って欲しい。

『MIRAI 2061』特設サイト:http://ch.pref.fukushima.lg.jp/mirai2061/
ムービー本編URL:https://youtu.be/mLOeF2pW978
メイキング映像URL:https://youtu.be/Tb3pk-4yuKA

(田原昌)