ベイビージャガーこと新型コンパクトSUV「Eペイス」が誕生!

新型「Eペイス」は兄貴分のSUV「Fペイス」と同じく、スポーツカーの「Fタイプ」譲りのアグレッシブなデザインをまとう。

具体的には、JブレードのLEDヘッドランプ、彫刻的なボンネット、リアスポイラーと一体化した流線型のルーフライン、サーキットのシケインを想起させるテールランプなどがデザイン記号として挙げられる。また、20個のLEDを使うマトリックスLEDヘッドライトもオプションで選べる。

ボディサイズは全長4,410×全幅1,900×全高1,650mm。直接的なライバルは、BMW X1やメルセデス・ベンツGLAなどが挙げられる。

インテリアは運転席と助手席をはっきりと区切るラップアラウンドコックピットを採用し、新デザインのシフトレバーやメーター類もスポーティな仕立て。

一方では2つのUSBソケットや4つの12V電源ソケット、ペットボトル4本を収納できる大容量のセンターコンソールなどを備え、利便性にも配慮している。リアシートは60:40の分割可倒式。ラゲッジスペースは通常時577Lから最大1,234Lまで広がる。

思わずキュンとなるのは、ジャガーの親子をモチーフとしたグラフィックだ。これはフロントウィンドウの隅と、ドアミラーから路面を照らすアプローチライトに採用されている。また、ジャガー柄のシートラベルやセンターコンソールフロアも用意されている。

もちろん、見た目に違わぬスポーティな走り味も特徴だ。エンジンラインアップは、ジャガー最新のINGENIUMガソリン直噴ターボが2機種(249ps/365Nmもしくは300ps/400Nm)、同じくディーゼルターボが1機種(180ps/430Nm)が用意される。トランスミッションはそれぞれジャガー初の9速ATが組み合わされる。駆動方式は4WDのみ。

300psのガソリン直噴ターボを搭載するグレードには、状況に応じて駆動トルクを瞬時に配分する「アクティブ・ドライブライン」を標準装備する。このシステムは、たとえば巡航時に前輪100%(つまりはFF状態)にして燃料消費を抑えたり、後輪100%(つまりはFR状態)にできるほか、後輪左右でトルクベクタリングすることでコーナリング性能を高めたりもできる。

■グレードおよび価格帯
INGENIUMガソリン直噴ターボ・P250=475万円~764万円
INGENIUMガソリン直噴ターボ・P300=605万円~759万円
INGENIUMディーゼルターボ・D180=451万円~738万円
※デビュー記念の“ファーストエディション”を含む

(zlatan)

画像元:ジャガー・ランドローバー・ジャパン