日本茶は健康的だということで今や世界中で大流行。
そんな日本茶の一大生産地である静岡県に、世界初の焙煎温度が選べるティージェラートカフェ「MARUZEN tea roastery(マルゼン ティー ロースタリー)」がオープンした。
運営は静岡県で創業し、2018年で70周年を迎える「丸善製茶株式会社」。店内にお茶の焙煎工房を併設し、その場で温度帯別に焙煎。
お茶の香りを閉じ込めたティージェラートとともに、それらの茶葉を一杯ずつ丁寧にハンドドリップで提供される。焙煎の温度帯からお茶を選ぶ、新たな楽しみ方を提案する日本茶専門店だ。
“We Roast, Tea Finest.(最高の茶葉を焙煎します)”というコンセプトの下、「80℃・100℃・130℃・160℃・200℃」の温度別にマイクロローストを行う。煎茶からほうじ茶までのフレッシュさと香ばしさのグラデーションを、ジェラートとハンドドリップの両方で楽しむことができるのだ。
ブランドロゴである「°M(ディグリーマルゼン)」は、お茶の焙煎の温度を定義したオリジナルの記号である。
碾茶を石臼でひき、焙煎なしの「0°M 抹茶」から、焦げないギリギリの温度で雑味を飛ばし、香ばしさを際立たせた超深煎りの「200°M ダークロースト」まで7種類が並ぶ。
持ち帰り用のジェラート・茶葉も販売。
2階には、着席してくつろげるイートインスペースも。
店内は茶葉が焙煎される良い香りに包み込まれており、お茶の街・静岡でこれまでにない「お茶のクラフト感」を体感することができる店舗だ。
店頭に並んだパッケージ化された茶ではなく、作り手の思いを直に感じるティージェラートカフェ。目の前で茶葉が焙煎される様子を見て・香って・味わう、濃厚なお茶体験を楽しみたい。
所在地: 静岡県静岡市葵区呉服町2-2-5
アクセス:静岡駅北口から徒歩8分
営業時間:10:00〜20:00
定休日:不定休
URL:http://www.maruzentearoastery.com
(田原昌)