「JR東日本 駅弁味の陣2017」受賞駅弁決定!イベントで味わってみよう

日本の旅に欠かせないものとして、今や海外でも話題の「駅弁」。JR東日本では駅弁頂上決戦「JR東日本 駅弁味の陣2017」を開催、管内の1都16県から計63品の駅弁がエントリーし、アンケート投票を行った。

駅弁購入時に渡したハガキと、誰でも投票できるWEBサイトから、合計26,251票を得た。また2,404票は海外からの投票という結果だった。

受賞駅弁はハガキからの投票で、購入した駅弁の「味」「盛付」「掛け紙」の3項目を4段階で評価し、その平均値に駅弁ごとの投票数を加味して算出した値となる。

■駅弁将軍:えび千両ちらし(新潟県)
厚焼き玉子の下にうなぎ、こはだ、イカ、エビの寿司ネタ4種をしきつめたもの。酢飯ととろろ昆布が美味しさを引き立てる。

「卵焼きの下においしいものがたくさん隠されていて、開ける度に楽しさを感じました。」というコメントなど、最高の評価を得た。

■駅弁副将軍:<復刻版>鶏めし弁当 (秋田県)
昭和22年発売のロングセラー商品。30年前の掛け紙や、おかずとして「ホタテの甘露煮」「いそあげ(かまぼこ)」を取り入れ復刻。

■味覚賞:伯養軒の炙りえんがわずし (宮城県)
脂の乗ったえんがわを、しそ巻入りシャリで風味豊かに味わう。

■盛付賞:青森のぜいたく弁当 (青森県)
八戸前沖鯖と海峡サーモン。にぎり寿司は各2種の味が楽しめる。

■掛け紙賞:復刻版 御鯛飯 (神奈川県)
明治40年頃発売のロングセラーで、大正時代初期の掛け紙を復刻。

■最多応募賞:えび千両ちらし (新潟県)
ハガキからの投票のうち、最も投票数が多かった駅弁。

■初陣賞:政宗公御膳 (宮城県)
今年新しく発売開始した駅弁から。伊達政宗生誕450年記念の新作駅弁で、仙台藩政時代の献立をアレンジ。

■JR東日本発足30周年特別賞・歴弁賞~百年将軍:伝承鯵の押寿し (神奈川県)
販売年数100年を超える駅弁からの総合評価。大正2年発売の鎌倉の名物駅弁で、大正7年に使用していた掛け紙の復刻版。

■JR東日本発足30周年特別賞・歴弁賞~五十年将軍:<復刻版>鶏めし弁当 (秋田県)
販売年数50~99年の駅弁からの総合評価。

■JR東日本発足30周年特別賞・歴弁賞~三十年将軍:米沢名物 牛そぼろ (山形県)
販売年数30~49年の駅弁からの総合評価。食欲をそそる甘辛い牛そぼろ煮が味わえる、「牛肉どまん中」と競う人気駅弁。

■そそられ将軍:うにとウニと雲丹 味くらべ弁当 (青森県)
公式WEBサイトからの投票のうち、「食べたい駅弁」の投票が最も多かった駅弁。人気海鮮ウニをたっぷり贅沢に使用し、一つの駅弁で3種のおいしさが楽しめる。

■Ekiben Ichiban賞:JR東日本30周年記念 東日本うまいもん弁当 (東京)
訪日外国人向けWEBサイトからの投票のうち「食べた駅弁」「食べたい駅弁」の総計が最も多かった駅弁。JR東日本1都16県をイメージ。駅弁で旅巡りができる新作だ。

また、東京駅などでアフターイベントとして「駅弁味の陣2017~宴(うたげ)~」を開催、受賞駅弁や今回の目玉である復刻駅弁などが販売される。 投票を参考にして、旅のお伴に味わってみては?

(田原昌)