ベースとなったのは、M3セダン/M4クーペに設定されている“Competition(7速 M DCT Drivelogic)”。搭載する3リッター直6・Mツインパワーターボエンジンの最高出力を標準モデルから19psアップの450psにまで引き上げ、0-100km/h加速=4.0秒の俊足を誇るモデルだ。
コンペティションではまた、エンジン性能の向上に対応して足回りも強化。ダンパーおよびスタビライザーの特性をMモデル専用に調整したアダプティブMサスペンションをはじめ、パワーを左右リヤ・ホイール間で自在に配分するアクティブMディファレンシャル、専用チューンのDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)などを装備する。
そして今回の「M Heat Edition」では、それらに加えて数々の特別な内外装が奢られる。まずは、そのボディカラー。BMW Individualタンザナイト・ブルー・メタリックは、日光の当たり具合によってダークブルーからターコイズへと様々な表情を見せる。そして、フロントスポイラー/スプリッター、ミラーカバー、リアディフューザーはすべてM Performanceのカーボン製となる。
コックピットは、特別装備されるアルカンタラ・スポーツステアリングホイール、カーボン・セレクターレバー、ステンレス・ペダル&フットレストなどによって、より高品質なプレミアムスポーツの世界観が表現されている。キーケースもM Performance仕様だ。
価格は「M3セダン M Heat Edition」が1,361万円、「M4クーペ M Heat Edition」が1,385万円。それぞれベース車から81万円高となるが、その内容を見れば納得だろう。
(zlatan)
画像元:BMWジャパン
- 1
- 2