日本初、「くさや」を最も美味しく食べさせる「くさや専門店・AIGAE KUSAYA BAR」

江戸時代から続くと言われている日本の伝統的発酵食品「くさや」は、窮地に立たされている。

つい強烈な匂いのイメージが先行してしまう「くさや」だが、八丈島の「藍ヶ江水産」は身近な食べ物ではなくなってしまったくさやをより身近な食べ物にすべく、最も美味しく食べるために設計し尽くした“日本初”のくさや専門店「くさやバー(KUSAYA BAR)」がオープンした。

日本でも有数のくさやの産地・八丈島では、30年前まではくさや製造業者は約30社程度あった。しかし、罰ゲームの代名詞として扱われたことによる味のイメージ悪化、後継者問題などの影響から、現在は15社まで減少。藍ヶ江水産は、そのような境地に立たされている日本の伝統的発酵食「くさや」を継承していくために、若い世代も楽しめる「くさやバー」をオープンするに至った。

旨味を引き立てたくさやを独自の製法で生産

藍ヶ江水産では、くさや液を毎日欠かさず攪拌し、酵素を活発にすることにより旨味を引き立てたくさやを独自の製法で生産している。より多くの人たちに楽しんでもらうために、今までにない新しい食べ方で提供する。

青むろ鯵のくさや 


くさやアヒージョ


くさや焼きおにぎり茶漬け


くさやバーニャカウダー


くさやとクサヤチーズのお通し

■店内について
空間にもこだわり、今までにないくさや体験ができる空間演出をしている。また、くさや独特の香りを楽しむための専用個室「くさやVIPルーム」や、退店時に独特の香りに対する消臭サービスなども用意している。

■臭いものに蓋。それを取りに来た。
「是非、新しい “KUSAYA” を嗅ぎに、味わいに、来てください。蓋を取って、クサかっこいい感じでお待ちしております。」と代表の加藤氏は意気込みをみせる。

これまでくさやを食べようと思わなかった人、悪いイメージのある人も、この「くさやバー」を通じてイメージを変え、より身近な食べ物として新たな魅力に気付くかもしれない。

■店舗概要
住所:東京都豊島区南池袋2-16-1長岡ビル4F
営業時間:15:00~27:00(ラストオーダー 26:30)
WEB:http://kusaya-bar.jp

(田原昌)