京都嵐山の夜空に金魚が泳ぐ!!「空飛ぶ金魚on京都・嵐山花灯路」

毎年京都の冬を彩る『京都・花灯路』。

八坂神社周辺を中心とする東山地域と、嵯峨・嵐山地域の夜を「灯り」で華やぎを与えるものだが、今年は新たに「空飛ぶ金魚on京都・嵐山花灯路」と題したデジタルアートが加わることになった。

日本デジタル芸術スポーツ文化創造機構(以下JDAS)は、文化庁主催委託事業として京都市と協力し、「空飛ぶ金魚on京都・嵐山花灯路」を、「京都・嵐山花灯路-2017」開催期間中の2017年12月16日(土)・17日(日)の2日間、嵯峨・嵐山で一般公開する。

日本の伝統文化の象徴であり、平和の象徴でもある「金魚」を、嵯峨・嵐山を舞台にプロジェクションマッピングで投影する「空飛ぶ金魚」。総合演出は、都庁第一本庁舎や横浜赤レンガ倉庫、オーストリアのザルツブルグ大聖堂など、世界各地を彩ってきたデジタルアーティスト・長谷川章氏が務める。

「空飛ぶ金魚プロジェクト」は、日本の文化資産を掘り起こし、観光振興や地方創生、経済社会の活性化を目指した新たな文化振興モデルの一環として、嵯峨・嵐山で初お披露目。今回の京都を皮切りに、地域の様々な文化の発展を目指し、日本各地で展開をしていくとの事だ。

歴史ある嵐山の夜に浮かぶ金魚。笛や三味線などの演奏と共に、幽玄の世界が描き出される事だろう。是非その目で見て欲しい。

■「空飛ぶ金魚on京都・嵐山花灯路」開催概要
日時:2017年12月16日(土)・17日(日)17:00~20:30(予定)
場所:長神の杜(京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町)
演奏予定:
18:00~18:30 笛の演奏
19:00~19:30 三味線の演奏
19:45~20:00 笛の演奏
20:00~20:30 笛と三味線の演奏

■「京都・花灯路」開催
京都・嵐山花灯路-2017 日程:2017年12月8日(金)〜17日(日)
京都・東山花灯路-2018 日程:2018年 3月9日(金)〜18日(日)

(田原昌)