東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のもと、開催1000日前を知らせるキャンペーン「1000 Days to GO!」もはじまり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの足音は確実に近づいている。
そして、都心の観光地として盛り上がっている臨海エリア「お台場」がますます面白くなっている。
陸上も水上も進むことができる水陸両用バス「TOKYO NO KABA」を運行開始したのだ。
KABA BUSは、2011年に富士山の麓・山中湖に初登場し、人気を博してきた。
車両は、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が手掛け、水と陸の両方で生活する動物の王者であり、
古代エジプトの守り神でもある「カバ」をイメージしてつくられた。
そんな、KABA BUSが大都会・東京お台場を大迫力の水しぶきを上げて雄大に、爽快に駆け巡る。しかも東京都内初だ。
そして、 「TOKYO NO KABA」は、東京湾に臨む「アクアシティお台場」を出発し、お台場エリアのビル群を走り抜けながら陸上走行したあと、「お台場海浜公園スロープ」から大きな水しぶきとともにレインボーブリッジに向かい海へダイブする。海に飛び込むスプラッシュの瞬間は大迫力!
水陸両用なので、一台で陸と海上の両方から、自然と都会の調和の美しさが満喫できるのだ。
また車内では、従来とはひと味違う東京観光が実施される。
■高品質3Dサウンドによる臨場感あふれるアトラクションバス
例えば、テレビ局の前を通るとき、車内に流れるのは撮影現場の活気あるやり取りや聴き憶えのあるニュ ース番組のオープニング音楽…。しかも、水陸両用バスとしては世界初とされる「高品質3Dサウンド演出」が取り入れられている。
3Dサウンドの生きた音を効果的に活用することで、車窓から見えている景色の中に自分も入り込んでいるかのような臨場感あふれる体験ができるのだ。
また、バスガイドさんは爽やかなマリンボーダーの制服。「バスなのに船に乗り込む」という水陸両用バスならではのワクワク感もまた嬉しい。
そして訪日外国人の方々のために、英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語の5ヶ国語の観光案内を収録した多言語音声ガイダンスが無料で利用可能。また、車内上部3箇所に設置されたモニターでは海上クルーズ中、車両先頭に取り付けたカメラのライブ映像が放映されるので、ド迫力の入水シーンやのどかな景色がどの席からでも見ることができる。まさに、日本の「お・も・て・な・し」だ。
これからの季節、ちょっと寒いがお台場の美しい夜景を一番遅い運行時間で堪能…
そんなお台場の夜もまたいい。
TOKYO NO KABA公式ウェブサイト(http://www.kaba-bus.com/tokyo/)