久しぶりのジャガー製エステート、新型「XFスポーツブレイク」が登場!

新型XFスポーツブレイクは、ダイナミック・ラグジュアリー・サルーンと謳う「XF」の魅力を損なうことなく、ワゴンならではの実用性や多用途性を高めたスタイリッシュなスポーツワゴン。欧州では5年ほど前から発売されていたが、ようやく日本にもやってきてくれた。

ボディサイズは全長4,965×全幅1,880×全高1,495mm、ホイールベース2,960mm。メルセデス・ベンツ EクラスステーションワゴンやBMW 5シリーズツーリングといった強豪が居並ぶアッパーミドルクラスに属する。

使い出のあるラゲッジスペースは、通常時565L~後席を折りたたむと最大700Lまで広がる。ジャガーのブランドアンバサダーを錦織圭選手が務めているため、プレスリリースなどには“テニスボール6,500個が入るスペース”と記載されている。これはやや分かりにくいかもしれないが、いずれにしても様々なアクティビティに対応できるだけの容量と柔軟性がある。

また、リアサスペンションにセルフレベリング機能付きのエアサスを採用し、荷物の重さに合わせてリアの車高を上げることでシャシーを水平に保ち、荷物を載せていても正確なハンドリングや快適性をキープする。電動テールゲートも標準で備わり、さらにオプションで近ごろ増えている足元のジェスチャーで開閉できる機能も追加できる。

パワートレーンは、INGENIUM(インジニウム)と呼ばれる新世代の2.0L直噴ディーゼルターボ(最高出力180ps/最大トルク430Nm)と、同じく2.0L直噴ガソリンターボ(同250ps/同365Nm)が用意され、いずれも8速ATと組み合わせられる。アクティブなユーザー向けにAWD(全輪駆動)の設定も欲しいところだったが、まずはFR(後輪駆動)のみで展開される。

運転支援システムは、歩行者検知機能付きの自動緊急ブレーキやACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、レーンキープアシスト、リアビューカメラなどが標準となる。価格はディーゼル仕様が722万円で、ガソリン仕様が756万円。

■グレードおよび価格
XFスポーツブレイク・ディーゼル仕様
PRESTIGE=722万円(FR)

XFスポーツブレイク・ガソリン仕様
PRESTIGE=756万円(FR)

XF(サルーン)・ディーゼル仕様
4機種=615万円(FR)~723万円(AWD)

XF(サルーン)・ガソリン仕様
7機種=605万円(FR)~1,147万円(FR)

(zlatan)

画像元:ジャガー・ランドローバー・ジャパン