着心地が良くて軽い。あたたかく、そして洗練されたデザイン。
これこそが、冬のファッションに求められる全てではないだろうか。
2017年1月に開催された『2016/17インターナショナル・ウールマーク・プライズ(以下IWP)』のメンズウェア部門で優勝したイギリスのメンズウェアブランド『COTTWEILER(コットワイラー)』。
ザ・ウールマーク・カンパニーは、コットンワイラーとの優勝カプセルコレクションを、伊勢丹新宿店メンズ館 2Fインターナショナルクリエーターズで発売中だ。
今回のコレクションは、コットワイラーの持ち味を生かし、そして“旅”というテーマに基づいたものに。
全8アイテムで、メリノウール製のベースレイヤーや防風性のミッドレイヤー、キルティングを施した防水性のアンダーウェア、18.5〜19.5マイクロンのウール混素材、そして断熱のために使われる再利用のウールくずで構成。
パッド入りのフード、取り外し可能なカーゴポケット、ランニング用キャップ、伸縮性のある裾や袖口といった、実用的なディテールを基軸とし、それらをウールによって表現している。
RUNNING CAP 16,000円(税別)、PRINT PANEL TRACK TOP 56,000円(税別)
RUNNING CAP 16,000円(税別)、FULL ZIP BLOUSON NAVY 73,000円(税別)、CONTRAST JOGGER 56,000円(税別)
GOLF CAP 16,000円(税別)、OVERHEAD CAGOULE 79,000円(税別)、CONTRAST JOGGER 56,000円(税別)
RUNNING CAP 16,000円(税別)、TWO LAYER WADER TRANSPARENT 56,000円(税別)
コットワイラーのデュオデザイナー、ベン・コットウェルとマシュー・デインティは、社会性に富んだコンセプトが得意。
先進的なデザインと品質の高さをベースにした現代的なスタイルのコレクションは、すでに世界中で販売されている。
左がベン・コットウェル、右がマシュー・デインティ。中央はウィメンズウェア部門受賞者ガブリエラ・ハースト。
彼らは「素材の研究開発を優先していた初期の頃に立ち戻り“オーストラリア産メリノウールで作る”ことを第一に考えてクリエーションした」と語っており、オーストラリア産メリノウールの特性である「防風・防水機能」や「化学繊維と異なる身体に優しい素材感」などの要素を組み合わせたユニークなものに仕上がっている。
【コレクションFilm(英語)】
https://www.youtube.com/watch?v=2trj09A2xkQ
(Reiri Hashiba)