海外での高評価を受け日本へ凱旋!“つなぐ”を形にしたスツールが美しい

森林保全団体「more trees」(モア・トゥリーズ) は、日本の木材を使ったプロダクトの開発などを通じ、“都市と森をつなぐ”をキーワードに森林保全活動を続けてきた。


設立から10年を迎えた今、これまで以上に“つなぐ”の幅を広げ、世界中の人々が森について考えるきっかけを作りたい。そんな想いを込めて、世界的プロダクトデザイナーであるジャスパー・モリソン氏と熊野亘氏がデザインを手掛けた特別プロダクト「スツール」を発表。more treesオンラインストアにて先行発売を開始した。

1959年、ロンドンに生まれたジャスパー氏は、家具や建築、都市空間まで幅広くデザインを手掛ける、世界を代表するプロダクトデザイナー。「スーパーノーマル」を理念としたシンプルで普遍的なデザインを数多く生み出している。

一方、1980年東京に生まれた熊野氏は、フィンランド留学中に木工技術や家具デザインを学んだ。生活の中に溶け込んだ人々と森の親和性に影響を受け、豊かさを生み出す空間を意識したものづくりに取り組んでいる。



2人のデザイナーが持つそれぞれの個性をつなぎあわせることで、さまざまな角度から“つなぐ”が体現され、more treesの想いと2人のコンセプトが見事に融合した「スツール」が誕生した。


発売開始に先駆け、9月にフランス・パリで開催された「メゾン・エ・オブジェ・パリ」のホール7にて、日本茶ブランド「EN TEA」とともにカフェスペースを展開し、「スツール」を発表。世界中のインテリア・デザイン関係者から注目を集めたほか、イタリアの歴史ある建築雑誌「Domus」のウェブサイトに掲載されるなど、高い評価を得ている。



そんな「スツール」が日本へ凱旋!

11月3日(金・祝)から、バーニーズ ニューヨーク(銀座本店・六本木店)にて、「スツール」の日本国内初披露の場として店頭での先行発売を行う。また、11月下旬にはバーニーズ ニューヨーク限定チャリティスツールの販売も予定しているとか。


「スツール」のサイズは、シングル・ダブル・ロングの全3種。

用途や人数に応じた使い分けはもちろんのこと、複数の「スツール」が寄り集まることにより、まるで音楽を奏でるかのようなリズミカルな表情を生み出す。また、シンプルなデザインを活かすことで、単なるスツールとしての機能にとどまらず、さまざまなシーンでの利用が可能だ。

暮らしを豊かにするアイテムの1つとして、ぜひ自分だけの使い方を楽しんでみてはいかがだろうか。



■「スツール」(シングル・ダブル・ロング)
デザイン:ジャスパー・モリソン + 熊野 亘
素材:ヒノキ
サイズ、価格:シングル縦330×横420×高さ405mm/9,800円(税抜)
ダブル縦330×横765×高さ405mm/1万3,800円(税抜)
ロング 縦330×横1200×高さ405mm/1万8,800円(税抜)
http://more-trees-design.jp/project/stool/

※more treesオリジナルプロダクトの取り扱い店舗での一般発売は11月15日より開始
※11月20日(月)より代官山 蔦屋書店にてPOP UPストアの開催を予定

(R.Hirashima)