2000社の赤字会社を黒字に変えた、伝説の“社長のノート”完全版!

社長ノート

2009年7月、世界経済を揺るがしたリーマンショックのダメージがまだ色濃く残る中、「生き抜く術」をテーマとした1冊の本が出版された。それが「社長のノート」だ。

かんき出版は、その後出版した「社長のノート」シリーズ全3冊を、今の時代にあった「生きる」をテーマにトピックを選び出して編集、完全版「2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート」(1404円・税込)として発売した。

2000社以上の赤字会社を見てきた著者、長谷川和廣氏が、その経験から断言するのは、会社が赤字に転落する理由は「利益を生み出す力」が低いということ。そしてこの「利益を出す力」は、資本主義社会を生きる上では欠かすことのできない能力なのだという。

 

社長ノート長谷川氏は経営幹部や代表取締役を勤めながら、ときには再生コンサルトタントとして2000社を超える赤字会社を黒字化してきたまさに「再生仕事人」だ。
その著者が50年働く中で、仕事中や移動中に気づいた日々の「おやっ」と思ったことを書き留めた「OYATTO NOTE」は、その数283冊を数える。
このノートを書く習慣により、判断力のスピードが格段に速く、また正確になったと著者は語る。

さらに全く無関係のことでも常に因果関係を分析するクセをつけることで、脳の思考回路が鍛えられ、戦略策定力や企画立案力が飛躍的にアップしたという。この「OYATTO NOTE」から抜粋して作られたのが「社長ノート」なのだ。

 

社長ノート

『社長のノート』シリーズ3冊(左・現在は絶版)を1冊にまとめ、最新のノートを加えた完全版が完成(右)

第一章「会社で大切にされる人とされない人の違い」から第八章「自分の限界を超えた力を出すために必要なこと」まで、全八章からなる「社長ノート」完全版。いかなる環境でも前向きに立ち向かい、挑戦する姿勢を示し、普遍的な法則や変化する環境に対応するための羅針盤となるはずだ。

「生き抜く力」を必要とするこの時代だからこそ必要な一冊、人生の羅針盤としても手にとって一読する価値はあるにちがいない。