暮らしとガスのかかわり、日本のガス事業の歴史を紹介する博物館「ガスミュージアム」は2017年4月29日に開館50周年を迎えた。
ガスミュージアムでは日本のガス事業がガス灯による「明かり」を提供することから始まり、ガスかまどやガスレンジなどの厨房用途、ガスストーブなどの暖房用途、給湯器や風呂釜などの給湯用途といった「熱源」としての利用へと進化した軌跡を分かりやすく展示しており、それまでの暮らしをより豊かにするための器具を開発し続け、使い方・暮らし方の提案とともに生活価値を高めるイノベーションを続けてきた歴史を見ることができる。
今回のイベントではガスミュージアムに常設展示されているガス器具をはじめ、ガス事業が始まった明治時代の様子を描いた錦絵やその時々の暮らしの様子を感じられるポスターなどもご紹介するなど、今回のイベント限定の収蔵品もあわせて約30点ほど展示。
生活価値を高めてきたガスのイノベーションの歴史の一端を感じてみては。
開催概要
■タイトル ガスとくらしの一世紀~競争と変革の軌跡~
■開催日時 2017年11月2日(木)~11月5日(日) 10:00~18:00
■開催場所 新宿パークタワー1Fアトリウム(東京都新宿区西新宿3-7-1)
https://www.shinjukuparktower.com/access/
■入場料 無料
ガスミュージアム
■概要
東京ガスの社屋であった赤レンガの展示館ではガス器具を中心とした常設展の他、定期的に企画展を開催。ガスライトガーデンでは17基のガス灯が灯り、年間を通じてさまざまなイベントやワークショップが展開されている。
■所在地 東京都小平市大沼町4-31-25 http://www.gasmuseum.jp/