フロアを拡張し装いが新たになった「イルサンジェー銀座ブティック サロン・ミュージアム」が10月30日(月)に銀座6丁目にオープンする。
スイスとの国境にほど近い、フランス東部のジュラ地方の山間にある小さな町、アルボワ。
人口3500人程の小さなこの町で、117年にわたり4代直系でショコラトリーを営む老舗が「イルサンジェー」だ。
歴代の当主のみが、一子相伝のショコラのレシピを受け継ぎ、手作業でショコラを作り続けることで有名。現当主の4代目エドワール・イルサンジェーは、フランスの人間国宝に値するMOF(国家最優秀職人章)を受章した、ショコラティエ界の重鎮。
■銀座でワインとショコラのマリアージュを楽しむ
そして、表参道に一時的に移転していたイルサンジェー東京ブティックが、3年ぶりに銀座に凱旋。1階と地下1階の2フロア体制となって、新たに拡張リニューアルしてオープンする。
表参道は完全予約制となっていたが、銀座ブティックでは一部フリー来店制となる。1階のブティックでは好きな時に店舗に来て、ワインとショコラのマリアージュをテイスティングしながら、ゆったりとショコラの購入ができるというから嬉しい。
新たな銀座ブティックのオープンにあたりエドワール・イルサンジェーが選んだのは、濃厚なショコラテリーヌ。
ガトーショコラとは違い、しっとりと濃厚な口当たりと、とろけるような口溶けを前面に押し出したデザートだ。
テリーヌの上には、きめ細かいカカオパウダーをたっぷり振りかけて、カカオの奥深い香りを引き立たせている。一緒にオーダーすることもできるワインとも好相性なので、お酒好きの方はマリアージュを存分に愉しめる。
イルサンジェーの真骨頂でもあるボンボンショコラやタブレットチョコレートを、ワインやドリンクなどと共にじっくりと味わえることで人気のメニューも揃える。
中でも、イルサンジェーの濃厚アイスクリームが、サクサクのメレンゲやフルーツと共にたっぷりと盛り付けられた、「ヴァシュラン」は一番人気のメニュー。
地下のサロンは1時間半の予約制。アンティークなどが並ぶ個室で大切な人とゆっくりとスペシャルデザートを堪能してみては。
■店舗概要
名称:イルサンジェー銀座ブティック サロン・ミュージアム
住所:東京都中央区銀座6丁目3−17 悠玄ビル 1F、B1F