京の都の隣に位置し、昔から重要な地点だった「近江(現在の滋賀県)」。日本最大の湖である琵琶湖もあり、良質な水と米のとれる産地だ。
JTBでは滋賀県内の酒蔵を巡るスタンプラリー「近江の地酒版 パ酒(しゅ)ポート」を10月1日から発売、滋賀県で同時に開催される「日本遺産 滋賀・びわ湖 水の文化ぐるっと博」と共に、近江の地酒や食を体験してもらおうという企画をスタートさせた。
「パ酒ポート」は、「地酒」×「地域の食」×「ツーリズム」をコラボレートさせた大人のためのスタンプラリー。地酒を軸に人々の交流を生み出し、地域の活性化を図ることを目的としている。2012年に北海道で「道産酒」の酒造所を巡るスタンプラリーとしてスタートし、全国各地で展開をみせている。
今回は関西初の「近江の地酒版 パ酒ポート」を滋賀県で販売する。購入者はパ酒ポートに参画している滋賀県内の各酒蔵や連携施設で提示することで、粗品のプレゼントや商品の割引など、さまざまな特典を受けることが可能。また、酒蔵を巡り、スタンプを集めると抽選で豪華賞品がもらえるほか、サポート企業(ガソリンスタンド、飲食店)などから割引やサービスを受けられる。
「パ酒ポート」には近江の地酒や32の酒蔵をわかりやすく紹介した記事も掲載されており、地酒の本としても楽しめる仕様だ。
■「近江の地酒版 パ酒ポート」の概要
販売価格:500円(税込)
有効期間:2017年10月1日(日)~2018年3月31日(土)
販売場所:滋賀県内のパ酒ポートスタンプラリー参加酒造所、滋賀県内JTB西日本・JTB関西の7店舗、滋賀県内平和堂各店のサービスセンター又はサービスカウンター(一部店舗除く)、Amazon、滋賀県内一部書店
公式サイト:http://pashuport.com/
■関連キャンぺーン「日本遺産 滋賀・びわ湖 水の文化ぐるっと博」
2017年10月から6か月間、日本遺産を核として開催される観光キャンペーン。滋賀県内各地の文化を体感できる「まち歩き」や「体験」など約70のプログラムや、神社・寺院等の特別公開など、多彩な催しが展開される。
公式サイト:https://nijitabi.biwako-visitors.jp/
「パ酒ポート」をきっかけにして近江の地酒や食の魅力を知り、各地域を巡って、魅力的な滋賀県を新しく発見してみてはどうだろうか。
(田原昌)