新型プジョー5008は、3月にデビューした「3008」のデザインコードを受け継ぎながらストレッチ。ボディサイズを全長4,640×全幅1,840(GTは1,860)×全高1,650mmとし、2+3+2の7座を用意している。
同じく3列7人乗りSUVの「マツダ CX-8」と比べると全長は260mmも短いため、3列目シートはあくまでもエマージェンシー用と考えておいた方が無難だろう。ちなみに3列目シートは取り外しも可能で、その場合は38Lの床下収納が現れる。
2列目シートは独立3座を採用し、それぞれ150mmの前後スライドや5段階のリクライニングが可能。3列目シートを畳んだ状態で762L、2・3列目シートを畳むと1862Lものスペースが現れ、サーフボードやMTBなどを積みこむこともできる。
パワートレーンは、1.6Lガソリンターボ(最高出力165ps/最大トルク240Nm)と2.0Lディーゼルターボ(同180ps/400Nm)の2種類で、いずれも6速ATを組み合わせる。
駆動方式はFFのみだが、「GT BlueHDi」にはオフロードでの最適なトラクション制御を行う「アドバンストグリップコントロール(5モード・ヒルディセント機能を含む)」が備わり、さらにマッド&スノーのオールシーズンタイヤを装着することによって、雪道や悪路での走破性を高めている。
つまり、都会派にはガソリンの「Allure」、アウトドア派にはディーゼルの「GT BlueHDi」がオススメということだ。
安全装備にも抜かりはなく、自動ブレーキやアクティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、アクティブブラインドスポットモニターシステム、インテリジェントハイビームなどを標準装備する。
ボディカラーは全7色。そのうち「エメラルド・クリスタル」「パイライト・ベージュ」「エジプシャン・ブルー」の3色は、3008には無いカラーとなる。
■グレードおよび価格
5008 Allure=404万円
5008 GT BlueHDi=454万円
※パノラミックサンルーフは15万円のオプション装備
(zlatan)
画像元:プジョー・シトロエン・ジャポン
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