江戸文字・角字の風情を強めた「真四角-Black」登場

デザイナーがデザインをするとき、アルファベットを選択する場合が多いが、洗練され、スタイリッシュな和文書体があれば、日本語のデザインがもっと増えるかもしれないと考えられ誕生した真四角書体。

そんな真四角書体に新ウェイト「真四角-Black」が追加リリースされた。

また、ロゴタイプ・プロダクトデザイン・建築などに馴染む「洗練され・親しみのある」タイポグラフィ、3155字のデザインを施した真四角書体。

この真四角書体を使用することで、日本の伝統を感じることができる。

常用漢字+JIS一次水準をカバーするが、かな・アルファベットは含まれない。

真四角書体なら話題の言葉もあっという間にご覧のとおりに。

また、「真四角図案機」が提供され、真四角を使用したイメージをシミュレーションが可能となり、「名前」「四字熟語」「座右の銘」「故郷」「思い出の駅」など好きな漢字で試せる。

実際のプロダクトをそのまま注文することも。

http://make.mashikaku.co/

 

正方形の中に水平・垂直の直線だけで構成された書体「角字」は江戸文字の一つ。

「角字」にインスパイアされた「真四角」は、「角字」の文字の崩し方を参考にしながら、一文字ずつ文字をデフォルメし、丁寧にデザインを施した。

古くて新しい真四角書体に日本語の新しい可能性を感じた。

《塩田 健》