スズキが噂のハスラーワイドこと新型「クロスビー」を世界初公開へ

限られた軽自動車規格のなか、親しみとセンスのあるデザインを纏うことで人気を博していた「ハスラー」。その全幅を広げ、“小型クロスオーバーワゴン”として新たに作り上げたモデルが、この「クロスビー(XBEE)」だ。

フロントフェイスはそのままハスラーを思わせるが、ボディサイドに走るブラック樹脂パーツや、Cピラーをブラックアウトしたフローティングルーフ、随所に奢った金属調パーツなどによって、ハスラーよりもSUVテイストを強めた逞しいスタイルを獲得している。

ボディサイズは全長3,760×全幅1,670×全高1,705mm、ホイールベース2,435mm。同社のコンパクトSUV「イグニス」よりもひと回り大きく、ラゲッジルームのスペースも使い勝手の幅も広がっている。

搭載するパワートレーンは、1.0L直噴ターボの“ブースタージェット(K10C型)”エンジンにマイルドハイブリッドを組み合わせる。軽自動車規格に縛られないメリットはここにも出る。

駆動方式は2WD/4WDの両方を設定。4WDにはスノーやマッドを含む多彩なドライブモードを装備し、アウトドアライフや降雪地帯のユーザーニーズに応える。

また、前方のデュアルセンサーブレーキサポートや後退時ブレーキサポート、3Dビュー機能付き全方位モニターなどをパッケージした運転支援システム「スズキ セーフティ サポート」を装備するようだ。

そのほか、より上質なアウトドアスタイルに仕上げた「クロスビー アウトドア アドベンチャー」や、都会派アスリートスタイルの「クロスビー ストリート アドベンチャー」も揃って世界初公開される。

(zlatan)

画像元:スズキ株式会社