ウイスキー12ブランドを飲み比べ。「グランド モルト テイスティング 2017」レポート

9月7日(木)、 8日(金)の二日間、東京・渋谷区の恵比寿アクトスクエアで「グランド モルト テイスティング 2017 」が行われた。

2011年からスタートした『グランド モルト テイスティング』は、 “ 秋の夜長とシングルモルト”をテーマに、さまざまなシングルモルトと共に豊かなライフスタイルを提案するイベントだ。

都会に出現した大人のアウトドア空間

2年振り、5回目の開催となる今年のテーマは、昨今トレンドのキーワードである「グランピング」。

会場のフロアに足を踏み入れると、そこには一面に人工芝が広がり、ランタンの灯りにハンモックといったアウトドアアイテムが都会の喧騒を忘れさせる。

12ブランドのシングルモルトウイスキーをさまざまなマッチングで

バーカウンターでは、タリスカー、アードベッグ、グレンモーレンジィ、ラガヴーリン、オーバン、カリラ、クライヌリッシュ、クラガンモア、グレン エルギン、グレンキンチー、ダルウィニー、モートラックと、シングルモルトウイスキー 12 ブランドがラインナップ。

ストレートやハイボールといったベーシックな飲み方とともに、グレンモーレンジィとチョコ、ラガヴーリンとコーヒーグラニテといった、各ウイスキーのフレイバーに合わせたフードとのマッチングも提案された。

ブラックペッパーを加えたスパイシーなハイボールも

タリスカーが提案した「スパイシーハイボール」は、ハイボールにブラックペッパーを加えた一杯。

男性的で力強いタリスカーの魅力をさらにさらに引き立てるスパイシーな味わいは、振る舞われたピンチョススタイルのフードと合わせても料理の味を邪魔せず、最高のマリアージュを演出した。

心を解き放つライブショウケース

さらに本イベントでは、スペシャルコンテンツとして、 DJ や作家として活躍するロバート・ハリス氏のトークショーや、幅広い層から支持を集めるミュージシャン、Caravan のライヴショーケースも披露された。

訪れた人たちは人工芝に腰を下ろし、ウイスキーを片手にCaravenの演奏に耳を傾けながら、多幸感溢れるグラマラスな空間に酔いしれる、至高のひと時となった。

イベントに参加できなかった人も、自宅で秋の夜長のシングルモルトを楽しんでみては?