色鮮やかでフォトジェニック。今年は「フルーツ鍋」が熱い。
ぐるなびは、2017年版の「トレンド鍋」を“フルーツ鍋”に決定した。
2017年は8月に入ってから東日本では記録的な長雨や冷夏と不安定な天候が続いたため、例年と比べ十分に夏を満喫できなかったことから“戻り夏”を楽しみたい方が多く、西日本では例年より暑い日が続いたため夏のだるさや疲れを癒したい方が多いと予測。
また年々レモンなどの柑橘類や、パッションフルーツ、ベリー類といった国内産フルーツの出荷量が増加していることも決定要因のひとつとなった。
フルーツ鍋では加熱によりかさが減るため、より多くの野菜や果物をまんべんなく摂取することができる。他にも20代の女性を中心に食事にもフォトジェニックの要素を求める人が増加しており、彩りの良さもこうしたトレンドを反映している。
■ “フルーツ鍋”ってどんな鍋!?
“フルーツ鍋”は、主に具材としてフルーツを使用する鍋で、爽やかなフルーツの香りや酸味がアクセントになる食事としての鍋や、見た目も可愛くスイーツ感覚で楽しめる鍋を指す。
多くの果物は体を冷やしがちだが、温かい鍋として鍋シーズンの冬に食べることで血流を促し、体を温めて冷え対策となり新陳代謝を高める効果も期待できる。
♦ フルーツ&シーフードのココナッツカレー鍋
常夏のトロピカルフルーツで作る本格的なココナッツカレー鍋。体を冷やすと言われるトロピカルフルーツですが、スパイスをたっぷり使ったカレーで体を中から温める。
♦ スペアリブとパイナップルのエスニック鍋
豊富なスペアリブとパイナップルをあわせたフルーツ鍋。
パイナップルは免疫力を高める効果が期待できるビタミンCを含む。
♦ アボカド&レモンのごま豆乳鍋
野菜のイメージが強いアボカドですが実はフルーツの仲間。脂肪燃焼をサポートしてくれるビタミンB₂やむくみを解消してくれるカリウムなどが豊富。
♦ りんごとベリーのオージュ風鶏のクリーム鍋
低カロリーで腹持ちが良いりんご。食物繊維の一種であるペクチンを含み、腸内環境を整えてくれる効果が期待できる。
♦ フルーツだれのしゃぶしゃぶ鍋
キウイとりんごの2種のしゃぶだれ。
甘みと酸味のバランスが良いキウイフルーツはビタミンCが豊富。
これからホームパーティーが楽しいシーズンがやってくる。ぜひフルーツ鍋を試してみてはいかが?
(R.Fujii)