海・森・お茶で京都の美食めぐり!京都ホテルオークラで「京都フェア」開催中

京都府が進めるプロジェクト「もうひとつの京都」。北部地域を「海の京都」、中部地域を「森の京都」、南部地域を「お茶の京都」として景観の維持や文化発信、観光促進に向けた取り組みを進めている。

京都ホテルオークラでは「もうひとつの京都」の魅力発信に取り組んでおり、様々なイベントを開催してきた。また、シェフやサービススタッフが生産地へと赴き生産者と交流するなど、ホテルスタッフ自身が食材への理解を深める取り組みも実施している。


その集大成ともいうべき今年、館内全ての直営レストラン・カフェ・バーで京都の山海の食材を使ったオリジナルメニューが登場。フレンチのひと皿から、スイーツ、パン、カクテルまで、各シェフ、バーテンダーが工夫を凝らし生み出した一品を通じ、新たな「京の味」を発見しようというものだ。

■スカイレストラン ピトレスク
京丹波産鹿と京丹波大黒本しめじ:京丹波の山で捕獲され、鮮度を保った下処理により、しっかりとした味わいの鹿肉の赤身を使用。京丹波大黒本しめじを添えて。

■トップラウンジ オリゾンテ
京都府産野菜・果物、京都の銘柄鶏など、豊かな「京都の食」を感じられるバイキング。丹後「福喜農園」のお茶で楽しむ「お茶漬けコーナー」も登場。

■鉄板焼 ときわ
京都フェアコース:メインの「京都府産黒毛和牛ステーキ(フィレまたはサーロイン)」をはじめ、野菜やソースまで随所に京都の素材をとり入れた特別コース。

■京料理 入舟
丹後ぐじの御椀:京のブランド産品にも指定され、秋から冬にかけて旬を迎える「丹後ぐじ」。ぐじの身のしっとりとやわらかな食感を損なわないよう酒蒸しにし、旨みを引き出した一品。

■テラスレストラン ベルカント
それいゆ:京都の山海の食材が随所に盛り込まれたランチフルコース全5品。前菜の「昆布を纏った京鰆の白ワインマリネ 京唐菜のジェノベーゼ」は京都府が日本有数の漁獲量を誇り、秋から冬にかけて旬を迎える鰆を使用。

■中国料理 桃李
ハタと京豆腐の蒸しもの:蒸すことで甘みと旨みを閉じ込めたハタの白身を、なめらかな食感の豆腐と合わせた素材の味が光る一品。

■バー チッペンデール
京丹後Jewelry:「京のブランド産品」としても知られる「京たんご梨」を使ったカクテル。梨のみずみずしい甘さを生かすため、シンプルにシャンパンと合わせた一杯。

■カフェ レックコート
丹波くりの温かいモンブラン パートブリック包み:パリパリの食感が特徴の「パートブリック」で包み、オーブンで温めた状態で提供するオリジナルモンブラン。中には抹茶のスポンジとモンブランクリーム、「丹波くり」の渋皮煮がまるごと一粒隠れたシェフの遊び心あふれる一品。

■焼きたてパン パネッテリア オークラ
京山科なすとクリームチーズのフォカッチャ:保存の難しさなどから一時は生産が減少したものの、その味の良さを求めて生産の拡大が図られている伝統野菜「京山科なす」をパンにアレンジ。

ホテルの中で美味しい京都を知る。新たな美味しさや発見が、またひとつ京都の魅力に加わるかもしれない。

京都フェア【期間】2017年9月1日(金)~10月31日(火)

(田原昌)