日本のコーヒー業界に、“サードウェーブ（第3の波）”が到来したことによって、“スペシャルコーヒー”というコーヒー豆の生産者からバイヤー、バリスタの抽出方法までを厳選した美味しいコーヒーがクローズアップされるようになった。

そして、この美味しいコーヒーの文化を築いたコーヒー店のひとつが、『丸山珈琲』だ。

 

1991年、軽井沢で誕生した『丸山珈琲』は、素材そのものの持ち味を生かした独自の焙煎技術によって、香り高い高品質のコーヒーを提供することで知られている。

その『丸山珈琲』が、「Discover Coffee」＝「コーヒー豆生産者との出会い」をコンセプトに、コーヒー豆で“生産者とお客様をつなぐ架け橋”を目指す新店舗、「丸山珈琲 表参道 Single Origin Store」を9月23日（土）にオープンした。

つまり、販売するコーヒー豆は、すべて生産者の名前が付けられており、誰が作った豆なのかを明確化、選ぶ段階から生産者の思いを知って、自分にぴったりの豆をバリスタと共に探すのである。なんともオシャレだではないか。

しかも、店内には数々の大会受賞歴を持つトップレベルのバリスタが「コーヒー豆のコンシェルジュ」として常駐する。

取り揃えるのは、農園や生産者、品種や生産処理方法などが単一で、ブレンドされていない一銘柄のコーヒー“シングルオリジンコーヒー”のみ。しかも、世界でもトップレベルの約30種類が並ぶ。

オーナーの丸山健太郎氏が独自に買い付けた、自慢の高品質シングルオリジンコーヒーだ。

間もなく、「コーヒーの日」である10月1日が訪れる。秋の訪れとともに温かいコーヒーが恋しくなる季節だ。

一杯のコーヒーに情熱を傾けられるコーヒー愛。生産者はもちろん、飲む側にとっても誇り高き経験として脳裏に留まることは間違いない。

「丸山珈琲 表参道 Single Origin Store」で自分だけのお気に入りの出逢いに遭遇する1日を過ごしてみてはいかがだろうか。

 

（Y.FUKADA）