1950年代よりアメリカンカルチャーを取り入れて、日本独自のトラディショナルスタイルを創り上げ、メンズスタイルとライフスタイルの文化を築いた、日本のトラッドのイノベータ「VAN」。
そんなVANが今季掲げたテーマは、“FUNCTIONALITY CLOTHIN”。 機能性に注目したものだ。
VANが昔から提案し続けているのは“ファッションとは外見を着飾ることではなく、自分らしく生きること”。
「洋服を着るということは、自分らしく生きるための手段の一つです。そしてトラッドアイテムはアクティブに動き回るために作られている洋服ではありません。
着用時のストレスを素材面、機能面で解消してあげることで私たちの“スタンダード(定番)”と呼ばれるトラッドをもっと生活に密着させたライフスタイルウェアに昇華させたかったというところから、“現代の機能性”を融合させた洋服作りを始めました」と、VANブランドディレクター・山口氏は語る。
今シーズンの中で最もこだわったアイテムは、いわゆる「紺ブレ」と呼ばれるメタル釦を使用したフランネルのブレザーだとか。
胸パッチポケット、フラップポケット、フックベントなど、伝統的なディティールに加え、無駄なゆとりはなくしたサイジングに調整した。
そして、さまざまなシチュエーションに対応できるよう、メタルボタンと練ボタンを付け替えられるチェンジボタンを用意している。ブレザーの内側にはファスナー付きのアクセサリーポケットを付け、替えボタンやエンブレムも収納できるようにした。
ビジネスにも使えてオフでも着られるTPOに対応できるブレザーだ。
このほかにも、この秋冬はリバーシブルのステンカラーコートやハイブリッドセンサーというストレッチ性のあるシワになりにくい素材を使用したイージーセットアップなどをリリース。
2017年秋冬のカタログは全国のVAN SHOPで配布中、またはオンラインショップでも見ることができる。
また、9月22日(金)から、“JUMPER TIME”(当時のVANがお店のキャンペーンに用いていた名称で、“さあ、ジャンパーを着る季節が来た!”という意味が込められている)と称してオータムフェアも開催。
期間中、2万7,000円(税込)以上の購入で、バッグインに最適なポーチセットをプレゼントする。
日本のトラッドブランドとしてアメリカンカジュアルを提案し続けるVAN。この機会にお店に足を運んでみてはいかがだろうか。
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http://www.van.co.jp/
(R.Hirashima)