芸術の秋に!「美しく繊細な切り絵でつくるお花」を生み出せる1冊

芸術の秋、プラモデル作りなど細かい作業が好きな人は、こんな新しい趣味はいかがだろうか。繊細な切り絵を組み上げてつくる、花の立体切り絵だ。

桜や朝顔、椿や牡丹など春夏秋冬の花がつくれる本が、9月8日に発売された。著者のカジタミキさんは、切り絵作家として活躍。パリコレでも作品を制作、NYブルックリンのギャラリーで個展を開くなど、海外でも人気のアーティストだ。

花の形はそのままに、花びらや葉に著者らしい細やかな模様をあしらい、花びらだけでも楽しめるのはもちろんのこと、精緻な模様の入った花びらを丁寧に組み立てれば、見たことのない美しい花が出来上がる。花びらの枚数や花びらの柄を増減させて自分なりにアレンジすることもできる。

掲載のお花はすべて型紙付きで切り絵の切り方や注意点も解説。お花を組み上げるプロセスも一つ一つ紹介しているので、初めでも、可愛らしい花の形をつくり出すことができるはずだ。

花束をプレゼントに送るのは気恥ずかしいという人は、手作りで永遠の枯れることのない切り絵の花のプレゼントはいかがだろう。

(TAKAKO.S)

 

『花の立体切り絵』カジタ ミキ(誠文堂新光社)