世界最古のオーケストラ「ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団」が奏でる最高の一夜

世界最古の歴史を持つライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と、90歳になる現役指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテットによる伝統の響きが、横浜みなとみらいホールに最高の一夜を創りあげる。大切な人を誘って、美しい音色の世界に浸りたい。

■世界最古のオーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の魅力
現在多くのオーケストラは演奏会を開催するためにつくられた集団だが、その先駆けとなったのが、この「ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団」。王侯貴族に所属した管弦楽団などはもっと古くからあったが、独立したオーケストラとしては世界で最も古いオーケストラである。

世界で初めてベートーヴェンの存命中に交響曲全曲演奏会を開催したのも同楽団。独特の固く重く深い音色が、ドイツ音楽の演奏に効果を発揮する。

Andris Nelsons

■ 今年90歳の誕生日を迎える指揮者ブロムシュテット
現役の指揮者の中では最高齢でありながら、頻繁に来日する「日本を愛し日本人に愛されるマエストロ」ブロムシュテット。

NHK交響楽団との演奏もお馴染みで、桂冠名誉指揮者の称号を受けている。ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の名誉カペルマイスターも務めており、伝統に根付いたオーソドックスな、しかしながら生命力あふれる演奏が特に日本での人気の高さにつながっている。

■ ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が初演した名作2曲を伝統の響きで!
今回の曲目は、ブラームスのヴァイオリン協奏曲とシューベルトの「ザ・グレート」。ブラームスのヴァイオリン協奏曲は、同楽団が1879年1月1日にブラームス本人の指揮で初演したもの(ヴァイオリン独奏:ヨアヒム)、シューベルトの「ザ・グレート」は、同楽団が1839年3月21日にメンデルスゾーンの指揮で初演したという輝かしい歴史を持つ。

両曲とも今回の指揮者・楽団・ソリストの得意曲目であり、同楽団の創立275周年を祝う記念ツアーの中でも練りに練られた曲目である。

円熟の匠が魅せる指揮と、ヨーロッパ屈指の名門オーケストラの響きで、最高の一夜を過ごしたい。

日 時:2017年11月9日(木) 19:00開演
会 場:横浜みなとみらいホール 大ホール
問合せ:横浜みなとみらいホールチケットセンター

(田原昌)