100年にこだわったメイドインジャパンのカスタムオーダーウェア「LaFabric」が期間限定オープン

今から100年以上も昔に、国鉄中央線のターミナル駅として銀座と並ぶほどの賑わいを見せていた「万世橋駅」をご存じだろうか。秋葉原に位置する旧万世橋駅は当時の赤レンガの構造はそのままに、2013年、「マーチエキュート神田万世橋」として生まれ変わった。

今では、知的好奇心を掻き立てるような趣味性、嗜好性の高いショップやカフェが並ぶこれまでにない商業施設として活用されているという。

また、かつて駅のホームだった場所には、電車が通る様子を間近で眺めることができるスペースもあり、当時の歴史が蘇る場所にもなっているようだ。

そんな「マーチエキュート神田万世橋」に、オンライン発のビジネスウェアオーダーブランドLaFabricのリアル店舗が、2017年12月末までの期間限定でオープン。

「100年を超えるものづくり」をコンセプトに、創業100年以上の歴史を持つ生地メーカー「三甲テキスタイル 大垣工場」の生地で仕立てられたオーダースーツ「THE ROOTS 水の都」をはじめ、100年以上続く兵庫県の西脇市の伝統ある綿織物「播州織のオーダーシャツ」など、100年を超える日本伝統の確かなものづくりにこだわったビジネスウェア商品を中心に取り揃えている。実際に素材や製品に触れ、その歴史あるものづくりの生産地や背景を知れるようなコンセプトストアになっているというからぜひチェックしたいところ。

LaFabricのものづくりは、普段は決して知ることのない洋服の素材や原料のこと、生産地のこと、流通のことなどをお客さまに伝えるトレーサビリティ(透明性)を大切にし、情報をオープンにしているという。また生産面は、アパレル業界では一般的な、複雑に絡み合った多くの中間流通を介さず、工場と直接取引を行うファクトリーダイレクトを行っているため、オーダースーツをはじめとした全ての商品を最高の品質で適正な価格で提供できているようだ。

本店舗では、そうしたファクトリーダイレクトによって日本の職人と繋がることによって生まれた、歴史ある伝統の素材や製品に触れ、店内に設置されているiPadやiMacを使用して、自分の好きなデザインやサイズのフィット感で、古き良き伝統のものづくりが息づいたカスタマイズを楽しめる。

また、初回訪店時の採寸にてデータ登録を行うことで、2回目以降の買い物はワンタップでカスタムオーダーを注文できる。クラウド上に保存されるから自宅でも出先でも指先一つで簡単にスーツをオーダーできてしまうから嬉しい。

「マーチエキュート神田万世橋」へのデートがてらに、同店を覗き秋冬スーツを新調してみてはいかがだろうか。

 

【ストア概要】

LaFabric POPUP STORE マーチエキュート神田万世橋

期間:~2017年12月末

住所:千代田区神田須田町1丁目25-4 マーチエキュート神田万世橋 1階