ブルガリのパートナーである「エルトン・ジョン・エイズ基金(EJAF)」のため、エルトン・ジョンとデヴィッド・ファーニッシュは、イギリス オールドウィンザーに佇むエルトン・ジョン邸のプライベートギャラリーにて、毎年恒例のチャリティーディナーを2017年6月22日開催した。
数多くのVIPゲストやEJAF支援者が招待され、伝説的アーティストであるジョーン・バエズとエルトン・ジョンの初デュエットや、2人のソロパフォーマンスが披露された。
ブルガリは様々なイベントでのオークションに出品するユニークピースジュエリーの制作を通じて、EJFAへのさらなる支援を約束。ブルガリのローマ本社に構える「ジェム・テーブル」にて、エルトン・ジョンとルチア・シルヴェストリとともにジュエリーにあしらう石を選ぶ機会が落札され、会場の注目を集めた。
キティ・スペンサーが纏い出品された、唯一無二の18カラットのダイヤモンドをあしらったホワイトゴールドの「ディーヴァ ドリーム」ネックレスを含め、ブルガリはこの基金に14万ポンド(約2044万円)の貢献をした。
サブサハラアフリカの13~15歳のこどもたちに広がる青少年のエイズと闘うため「クワズール・ナタールこども病院」に、新たにHIV病棟を設立する事が目的のこのチャリティーイベント。エルトン・ジョンとデヴィッド・ファーニッシュがこの病院を訪れた時のムービーが会場で紹介された。
「なんと素晴らしい夜でしょう!これはデヴィッドと私が大切にするチャリティーイベントのひとつです。このチャリティーに常に賛同してくれる支援者と新たな支援者が私たちの自宅というプライベートな空間で一同に会し、募られた基金で私たちに何が成し遂げられるかを示す、唯一無二の機会を毎年与えてくれるのです」とエルトン・ジョンは語る。
ブルガリのジュエリー・クリエイティブ&ジェム・バイイング エグゼクティブ ディレクターのルチア・シルヴェストリは、以下のようなコメントを寄せた。
「今夜ブルガリとエルトン・ジョン・エイズ基金は、アフリカにおけるエイズとの闘いに取り組み続けていることを誇りに思います。その実現に歩みを近づけるため、エルトン・ジョン、デヴィッド・ファーニッシュ、彼らの友人たちと共に立ち上がることができ光栄です」
エイズと闘う人々、そして支援する人々の思いが一堂に会するチャリティーイベント。多くの人が助かることを、願わずにはいられない。
(田原昌)