今が旬の「アスパラガス」をフレンチで堪能

料理長自ら、各地の特色ある旬の食材を探し、生産者と交流して得た刺激から料理を創造する。

そんな洒落た企画を行うレストランがある。神戸メリケンパークオリエンタルホテルのラウンジ&ダイニング「ピア」だ。

ディナー「ラフィーノ」

2014年1月、28歳という若さで料理長に就任した岸本達哉氏が作るフレンチは、まさに珠玉の逸品の数々である。

季節の食材を用いることと食べ合わせから生まれるハーモニーを計算した料理法で、食材を一番おいしい状態で味わっていただく事を第一に、素材そのものの旨みを最大限に活かす調理法を見極め、特に火の入れ具合にこだわる。

そんな若き料理人の岸本氏が食材探訪の第5弾として今回、テーマとして提供するのが神戸市西区で生産している「アスパラガス」だ。

6月から8月に夏野菜を堪能するメニューとして、ランチとディナーのコースで提供する。

「スタイリングフレンチランチ」

神戸市西区岩岡町の藤田充さんが作る「アスパラガス」の圃場で、苗に育ったものを拝見し、アスパラガスの収穫を体験。

アスパラガスはデリケートな野菜で、手間がかかる分美しくおいしく育つ。

土作りにこだわり、収穫後のアスパラガスは切り口に水がかかると病気になりやすいため、直接水が当たらないように気をつけ、湿気が多い日等はなるべく枝を切らないよう気を付けるなど、細やかに育てる必要がある。

牛糞の堆肥に有機石灰の追肥をまめに与えて、堆肥がじっくりきくことで、アスパラガスがゆっくりじんわりとおいしくなる、という。

岸本氏は、藤田さんの圃場で味わった感動を「生産者様の手間隙がかかっている分、思いを大事にしたい」という。また、「今回はランチとして前菜に、ディナーではソテー・グリル・スープと様々な調理法で提供。調理法を変えることにより、アスパラガスの旨みや歯ごたえを損なわないように一皿を完成させます。」と続ける。

是非、旬のアスパラガスを味わいに、神戸メリケンパークオリエンタルホテルのラウンジ&ダイニング「ピア」に足を運んでみてはいかが?

 

神戸メリケンパークオリエンタルホテル http://www.kobe-orientalhotel.co.jp/