予約が取りづらいもつ鍋店としてメディアも注目する「荻窪もつ吉」。大人気店の7店舗目となる渋谷店は、生肉料理を提供する新業態「認定生肉取扱店 肉割烹 もつ吉」としてオープンした。
看板メニューのひとつめは、生レバーさながらの “ねっとり食感” がたまらない「低温調理 和牛レバ刺」(680円・税抜)。芝浦食肉市場から直送された新鮮な和牛レバーを、フレンチ仕込みの低温調理法で3日間かけて仕込んだひと皿だ。京都山田製油の最高級一番絞りごま油、琴引海岸の塩、九条葱と合わせて堪能あれ。
「和食屋のローストビーフ 和牛漬け肉」(1280円・税抜)は、低温調理したA5ランク和牛肉を、京丹後市網野町の坂町醤油、赤ワイン、和三盆がベースのタレに24時間漬け込んだ。熟成した赤身肉が、口の中でホロホロとほどけてゆく新食感を楽しみたい。
表面はカリッ、中はふわとろの「名物 とろける生ハンバーグ」(1200円・税抜)は、生食用の和牛肉が、舌の温度でとろけていく新感覚を味わえる。肉本来の旨みがシンプルな味付けに、ほのかに広がるトリュフの香りが食欲をそそる。京都産のメークインポテトと人参グラッセ、万願寺唐辛子を添えて。
京都の古民家をモチーフに、アンティーク家具や調度品を並べた店内は、まるで明治期にタイプスリップしたよう。日常を離れた心地よい空間で、独創性あふれる肉料理を、京都の希少食材とともに楽しんでみては?
■認定生肉取扱店 肉割烹 もつ吉
住所:東京都渋谷区宇田川町31-1 HULIC &New SHIBUYA 8F