5月13日に発売される「ジープ・グランドチェロキー トレイルホーク」は、ファミリーの中でもっとも卓越したオフロード性能が与えられた限定モデルだ。

男らしさに拍車をかけているのは、このモデルだけの特別な内外装にある。

まず外装色は「ビレットシルバーメタリック（60台限定）」もしくは「ダイアモンドブラッククリスタル（40台限定）」から選ぶ。そのいずれにもナチュラルグレーのフロントグリルやドアミラー、ルーフレールが施され、さらに牽引フックとバッジにレッド塗装のアクセントを効かせている。

そのほか、専用デザインの18インチ・アルミホイールやオールテレインタイヤ、オフロード走行時にボディ下部を守るスキッドプレートを4か所に装着する。

内装では、レッドステッチを施したブラックレザーやトレイルホーク専用のステアリングバッジが特別感を演出している。

もちろん、見かけ倒しなんかではない。4×4システムの「クォドラドライブII」や、SNOW・SAND・AUTO・MUD・ROCKという5つの走行モードを自在に使えるセレクテレインシステムなどによる走破性の高さはハイレベルだ。

パワートレーンは、3.6リッターV6（最高出力290ps/最大トルク347Nm）＋8速ATを搭載。リッター10kmを割る燃費は良いとは言えないものの、レギュラーガソリン仕様という救いもある。何より、豪快な加速感とサウンドには、病みつきになる魅力がある。

599万4,000円というプライスタグにも、同クラスの輸入SUVに対して割安感があると言えるだろう。

（zlatan）

画像元：FCAジャパン