5世代目となる新型レクサスLSは、1月のデトロイトMSでガソリン版の「LS500」、3月のジュネーブMSでハイブリッド版の「LS500h」、そして今回のニューヨークMSで“F SPORT”といった具合に、ラインナップを少しずつ初披露している。
今年予定されている規模が大きめのモーターショーは、残すところ9月のフランクフルトと10月の東京。もしかしたら、ロングストレッチ版やFCV(燃料電池)版がここで披露されるのかもしれない。
今回のLS500 “F SPORT”ならびにLS500h “F SPORT”は、新世代プラットフォーム・GA-Lの特性を活かした高い操縦安定性に専用パーツを組み合わせ、爽快なドライビングフィールを実現したスポーティ版だ。
エクステリアは、F SPORT独自の縦基調のメッシュを継承して発展させたスピンドルグリルが最大の特徴。全体としてはスパルタンでありながら、緻密な作りこみもアピールポイントになる。
インテリアでは、専用デザインのスポーツシートやステアリング、LFA譲りのメーターリングスライド機構付きのTFT液晶メーターなどを採用している。
また、当然ながら“F SPORT”らしい走り味にも磨きをかけている。具体的には、レクサスダイナミックハンドリングシステム(LDH)に、アクティブスタビライザーやAVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンションシステム)を協調制御させ、車両のロールや上下動をより緻密に制御している。また、20インチのベンチレーテッドディスクブレーキやランフラットタイヤなども専用で装備する。
(zlatan)
画像元:LEXUS
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