新型ディスカバリーは、1989年の初代モデルから綿々と紡いできた歴史上においても大きな変革になる。新しいデザインにはちょっとした驚きがあるものの、7シータープレミアムSUVとしての居住性や快適性、そして走破性などは、最新テクノロジーによって格段の進化を遂げている。

まずご紹介したいのは、世界初となるインテリジェント・シート・フォールド機能。これは折りたたみを含む2列目＆3列目シートのアレンジをラゲッジのスイッチはもちろん、タッチスクリーンや専用のスマホアプリから遠隔操作できるものだ。

オフロードではこれまで培ってきた4WDシステムをはじめ、車高調整機能付きの電子制御サスペンションや時速1.8kmから30kmの低速クルーズコントロールなどによって、水深900mmまでの河を渡ったり（従来は700mmまで）、クルマでは走れそうもない荒地などを走破する。

パワートレーンは、いずれも3.0リッターV6のディーゼル・ターボ（258ps/600Nm）とガソリン・スーパーチャージド（340ps/450Nm）に8速ATが組み合わされる。

また、ボディの85％にアルミニウムを採用した軽量モノコック構造によって、従来モデルから実に最大360kgものダイエットを果たしているという。

抽選販売となる「ディスカバリー FIRST EDITION」は、世界で2,400台のみ生産され、日本では限定30台を導入。内外装に専用装備をまとい、エンジンはディーゼルとガソリンから選べる。価格は1,031万7000円～。

また、購入者の中から先着（！）5組10名にアメリカズカップの観戦チケットがプレゼントされるようだ。開催地までのエアチケットは自己負担だが、現地でのホテル宿泊や食事などはすべてセットになっている。

抽選受付は4月5日（水）から4月17日（月）まで。エントリーサイトはこちら（http://www.landrover.co.jp/vehicles/discovery/discovery_presale.html）。

（zlatan）

画像元：ジャガー・ランドローバー・ジャパン